帰魂譚ー彷徨う魂と不良少年ー
夜の街で、不良高校生の前に現れるのは、行き場をなくした魂たち。
「ありがとう」と伝えられなかった人。
一度だけデートをしてみたかった人。
家族に迷惑をかけたと思い続けた人。
小さな心残りを抱えたまま、この世を離れられない。
なぜか彼らの姿が見えてしまう少年は、望んだわけでもないのに、その最後の願いに付き合うことになる。
ぶっきらぼうで、優しくもない。
それでも、魂が静かに旅立つその瞬間まで、そばにいる。
これは、帰る場所を失った魂と、居場所を持てない少年の、夜の短編集。
――これは、人生の「その後」の話。
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ぶっきらぼうで、優しくもない。
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