あなたにおすすめの小説

【第二章開始】「お前を愛することはない」と言われたので、労働対価に食事を要求します
 表紙

【第二章開始】「お前を愛することはない」と言われたので、労働対価に食事を要求します

「お前を愛することはない」  結婚式を終え、夜、夫婦の寝室に二人きりとなった途端、夫となったカリウスに言われた。  冷たく言い放たれ、私はどうにか頷くと、旦那様は寝室を出ていった。  その瞬間、耐えきれず私の膝は崩れ落ちる。 「…………ふっぐっ……」  もう無理だった。  寝室の外に声が漏れることのないよう、必死に両手で口を押さえる。 「ぶふっ! ぶふふ…………」  あまりにもテンプレだ。  指差して笑わなかった自分を褒めてあげたい。  などと思ったのだが、笑えたのも次の日の朝までだった。  私の食事がなかったのである。  これは労働対価として食事を求める私──コレッティーナと、旦那様との結婚生活の物語。  
恋愛 連載中 長編
文字数 111,321
夫から三十年も放置されましたので、お飾りの妻は平気です~今さら愛されても困ります~ 表紙

夫から三十年も放置されましたので、お飾りの妻は平気です~今さら愛されても困ります~

王妃マデリーンは今日も夫である国王の訪れを待ち続ける。 来るはずがないと、心のどこかでわかっていながら。 夫の傍をうろつく女たちに嫉妬し、激しい嫌がらせをした。 悪行の限りを尽くしたマデリーンに愛想を尽かした夫は、彼女を毛嫌いし、他に女を作った。 マデリーンは指一本触れられることなく放置され続けた。 誰からも顧みられることなく、気付けば三十年もの時間が流れていた。 「――どうして、私はこんなふうになってしまったんだろう」 過去を悔い、目を閉じると結婚したばかりの三十年前に時が戻っていた。 次こそ間違えたりしない。 夫に愛されるためではなく、自分のために生きる。 悪女は改心し、贖罪を始める。 旦那様、今になって本当の気持ちに気付いたとか言ってますけど私にかまわないでください!
恋愛 連載中 短編
文字数 78,020
夫が王宮舞踏会の開幕の一曲を愛人と踊ったので、離縁します。侯爵家の招待状も王太后さまとのお茶会も、ぜんぶ私が回していたのですけれど 表紙

夫が王宮舞踏会の開幕の一曲を愛人と踊ったので、離縁します。侯爵家の招待状も王太后さまとのお茶会も、ぜんぶ私が回していたのですけれど

結婚六年目の秋、王宮舞踏会。夫婦で踊る開幕の一曲を、夫は愛人と踊った――侯爵家の社交を六年間支えてきたのは、招待状の一枚から王太后さまとの縁まで、すべて妻のアメリアだったのに。ならば、その糸をぜんぶ引き上げて離縁します。招待の返事が来ない。縁談が流れる。王家の狩猟会から外される。音を立てて崩れる侯爵家を横目に、アメリアの前には「開幕の一曲を十二年間踊らない」北の公爵が現れて……。全六話。
恋愛 完結 短編
文字数 12,056
「子どもが苦手」と白い結婚を強要した夫には愛人と子どもがいたので、地獄に落とした結果 表紙

「子どもが苦手」と白い結婚を強要した夫には愛人と子どもがいたので、地獄に落とした結果

「――今日も疲れているんだ。すまない、エルザ」 ジュリアンはそう言って、ベッドの端に腰掛けたまま、私を振り返ろうともしなかった。 「いいのです、ジュリアン。王都の政務がお忙しいのは分かっておりますわ。あなたがこうして無事に戻ってきてくださるだけで、私は十分に幸せですから」 彼は私を愛している。 ジュリアンも私に愛を誓ってくれているし、私もそれを疑わなかった。 それなのに――
恋愛 完結 短編
文字数 56,604
君を愛するつもりはないと言われたので、三年待って離縁しました。――今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません 表紙

君を愛するつもりはないと言われたので、三年待って離縁しました。――今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません

「約束どおり、離縁してください」 結婚から、ちょうど三年。 エレナは夫アレクシスに離縁を申し出た。 政略結婚だった初夜、彼から告げられたのは、 「三年を目処に、この領地を立て直したい。その間、妻として力を貸してほしい。だが、君を愛することはない」という言葉だった。 だからエレナは三年間、伯爵夫人として領地を支え続けた。 いつか自分を見てもらえるかもしれない――そんな期待も、いつしか捨てて。 そして三年後。 領地の再建を終えたエレナは、妻としての役目も終わったのだと思っていた。 けれどアレクシスにとって、「三年」は結婚の期限ではなかった。 さらに、彼がかつて愛していた女性が未亡人となって戻ってきたことで、エレナは静かに決意する。 「私はもう、ここにいる必要はありません」 離縁し、実家へ戻ったエレナは、自分の名前で働き始める。 誰かの妻としてではなく、エレナ・アルヴェールとして。 一方、アレクシスは妻がいなくなって初めて気づいていく。 自分がどれほど彼女を頼り、彼女がいる未来を当然のように思っていたのか。 そして――自分が本当に愛していたのは誰だったのか。 けれど、気づいたときにはもう遅い。 「今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません」 愛されない妻だった女性が、自分自身の人生と幸せを選び直す、離縁から始まる恋愛物語。 7時と18時に投稿します😊 不定期で20時にも投稿します。
恋愛 完結 長編 R15
文字数 218,669
他に愛する人のいる彼の元を去ったら、何故か彼が追いかけてきます 表紙

他に愛する人のいる彼の元を去ったら、何故か彼が追いかけてきます

*連載再開しました! セレナイト公爵家の令嬢フィオナとフェンダル公爵家の嫡男アロイスは幼馴染だった。 フィオナは幼い頃からアロイスのことが好きだったが、彼は別の女性と恋に落ちてしまう。 しかし、アロイスの恋人が皇帝陛下に見初められてしまったことにより、二人の関係は終わりを迎えた。 最愛を失ったアロイスは猛烈な悲しみに襲われ、フィオナはそんな彼を二十年間支え続けた。 二十年後、アロイスは亡くなる最後の瞬間まで昔の恋人を想い続け、フィオナを顧みることはなかった。 その後回帰したフィオナは、今度はアロイスから離れ、自分のために生きることを決意する。 しかし、何故か彼女が距離を置こうとすればするほど彼が近付いてきて……!? さらにはアロイスの元恋人までもが彼女に絡んでくる始末。 フィオナは幸せになれるのか。
恋愛 完結 短編
文字数 185,704
『侯爵夫人を五年演じた私ですが、離縁後に愛されても困ります 〜冷たい夫は隣国の令嬢に夢中だったのに、今さら執着されてももう遅いです〜』 表紙

『侯爵夫人を五年演じた私ですが、離縁後に愛されても困ります 〜冷たい夫は隣国の令嬢に夢中だったのに、今さら執着されてももう遅いです〜』

伯爵令嬢 エレノア・フォルクナー は、名門ヴァレスト家の当主である ルシアン・ヴァレスト侯爵 に嫁ぎ、五年間、完璧な侯爵夫人として生きてきた。 夫に愛されなくてもいい。 せめて侯爵家にふさわしい妻であろう——そう自分に言い聞かせながら。 ルシアンはいつも冷静で無口だった。 優しい言葉をかけられたことも、名前を呼ばれたことすら、ほとんどない。 それでもエレノアは、彼の隣に立つため努力し続けた。 だが、隣国から美貌の公爵令嬢 ヴィオレット・エヴァンズ が訪れてから、すべてが変わる。 社交界で注目を集めるヴィオレットに、ルシアンの視線は奪われた。 二人の親しげな様子に、周囲は囁き始める。 ——侯爵様が愛しているのは、侯爵夫人ではない。 嫉妬も、悲しみも、悔しさも。 エレノアはすべて飲み込み、微笑み続けた。 だが、心が完全に擦り切れた五年目の冬。 彼女はついに決断する。 「離縁してください、ルシアン様」 差し出した離縁届に、ルシアンは一切引き留めることなく署名した。 これで終わり。 もう、期待しなくていい。 そう思って王都を去ろうとした、その翌朝—— 「エレノア、待て!」 背後から響いたのは、五年間、一度も聞いたことのない声。 初めて、彼が自分の名前を呼んだのだ。 「……愛している。君を失って、ようやく気づいた」 今さらそんなことを言われても、もう遅い。 これは、愛されない妻をやめた侯爵夫人が、自分の人生を取り戻していく物語。 そして、手放して初めて愛に気づいた侯爵が、狂おしいほどの執着で妻を追いかける、切なく甘い再生の恋物語。
恋愛 完結 長編
文字数 66,288
愛人の子を寵愛する旦那様へ、多分その子貴方の子どもじゃありません。 表紙

愛人の子を寵愛する旦那様へ、多分その子貴方の子どもじゃありません。

侯爵家の令嬢だったシアには結婚して七年目になる夫がいる。 夫との間には娘が一人おり、傍から見れば幸せな家庭のように思えた。 が、しかし。 実際には彼女の夫である公爵は元メイドである愛人宅から帰らずシアを蔑ろにしていた。 彼女が頼れるのは実家と公爵邸にいる優しい使用人たちだけ。 ずっと耐えてきたシアだったが、ある日夫に娘の悪口を言われたことでとうとう堪忍袋の緒が切れて……! ついに虐げられたお飾りの妻による復讐が始まる―― 夫に報復をするために動く最中、愛人のまさかの事実が次々と判明して…!?
恋愛 完結 短編
文字数 50,667