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17. 仲良し作戦 〜お兄さま編〜 1日目 夜
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今日は夕食をダイニングルームで食べるのはお母さまと私の2人しかいないの。
お父さまは執務室に缶詰めにされているし、お兄さまは勉強するから簡単なもので良いと言って(これは私に会うことを避けるための行動だと思うわ…)夕食を済ませたそうなの。
「今日は何をして過ごしたの?」
「神聖力の扱い方を練習していました。でも、ルリマツリが大きくなり過ぎてしまいました」
「頑張って練習しているのね。偉いわね」
そう言ってお母さまは私をぎゅーっとして頭を撫でてくれた。
「練習を続けていけば思い描いた通りに操れるようになるわよ。今度お母さまにも見せてね」
「もう少し上達したらお見せしますね」
「楽しみにしているわね。そうだわ、明日はお父さまも空いている時間があるはずだから、練習をみてもらったらどうかしら?」
「そうします」
公爵家の料理人が作ってくれた美味しい料理(野菜たっぷりの出汁が効いたスープ(つまり塩分控えめ)に、
バカラオ・アル・ピルピル、デザートはカットフルーツの盛り合わせといったいったように
意外にも普段の夕食は健康的なメニューなの。夜にガッツリしたものを食べてもぷにぃっとしちゃうだけだしね)を食べ終わったのでお部屋に戻ろうとしたらお母さまが
「アデルが寝る支度を済ませたら、絵本を読んであげるわね」
とニコニコしながら話しかけてくれたの。もう中身は絵本を読む年齢ではないけれど、ここは「家族と仲良し大作戦」の一環として絵本を読んでもらうことにするわ。絵本はほのぼの系だったの。しっかりものの犬と自由気ままなフェレットが一緒にパンケーキを作って楽しい時間を過ごすお話よ。
読み終わった後にお母さまが優しくとんとんしてくれたから、眠気に抗えず本を読まずに寝てしまったわ。
お父さまは執務室に缶詰めにされているし、お兄さまは勉強するから簡単なもので良いと言って(これは私に会うことを避けるための行動だと思うわ…)夕食を済ませたそうなの。
「今日は何をして過ごしたの?」
「神聖力の扱い方を練習していました。でも、ルリマツリが大きくなり過ぎてしまいました」
「頑張って練習しているのね。偉いわね」
そう言ってお母さまは私をぎゅーっとして頭を撫でてくれた。
「練習を続けていけば思い描いた通りに操れるようになるわよ。今度お母さまにも見せてね」
「もう少し上達したらお見せしますね」
「楽しみにしているわね。そうだわ、明日はお父さまも空いている時間があるはずだから、練習をみてもらったらどうかしら?」
「そうします」
公爵家の料理人が作ってくれた美味しい料理(野菜たっぷりの出汁が効いたスープ(つまり塩分控えめ)に、
バカラオ・アル・ピルピル、デザートはカットフルーツの盛り合わせといったいったように
意外にも普段の夕食は健康的なメニューなの。夜にガッツリしたものを食べてもぷにぃっとしちゃうだけだしね)を食べ終わったのでお部屋に戻ろうとしたらお母さまが
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