鬼の鳴き声
大正十二年。
帝都に未曾有の大地震がおきてから一月が過ぎた。
夜の帝都を彷徨う一人の青年がいた。
青年の名は最上史乃という。
史乃は愛する人を失い、彼の遺言に従いとある教会を訪ねた。
その教会は青年が愛した神父が営んでいた。
だが、その教会は暴徒により襲われ、神父は凶刃により倒れていた。
史乃も襲われるが、そこにあらわれたのは帝国陸軍特務機関黒桜の渡辺司中尉であった。
渡辺司は異形の力で暴徒たちを撃退する。
渡辺司は史乃に国家転覆の計画に巻き込まれでいることを告げる。
帝国を揺るがす大事件に図らずも巻き込まれた美青年史乃を鬼の力を持つ青年将校が闇の軍勢から守る戦いが始まる。
戦いのなか、惹かれ合う二人は仲間たちの協力を得て、勝利をつかみ取る。
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