本気になられても困ります。
公爵令嬢であったエリーアは、第3王子であるゼノと婚約が決まった。だがゼノが子爵令嬢に入れ込んでいるのは周知の事実である。愛を必要としないエリーアからすればとても良い縁談だった。
社交パーティーでも妾と称して子爵令嬢を連れて来る彼に笑顔を向ける日々だったが、エリーアはそれで良かった。彼がエリーアの立場を利用するように、エリーアもゼノの婚約者ということを盛大に活用していたのだから。
ですから、私に本気になられても困ります。
社交パーティーでも妾と称して子爵令嬢を連れて来る彼に笑顔を向ける日々だったが、エリーアはそれで良かった。彼がエリーアの立場を利用するように、エリーアもゼノの婚約者ということを盛大に活用していたのだから。
ですから、私に本気になられても困ります。
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