気ままなさいかわ幼女は異世界にて覇道を征く!
*エタりました
三月、都内某所。
そこには『混沌』以外に表現する言葉が見つからないような光景が広がっていた。
泣き崩れる者や、茫然自失と佇む者。
焦点の定まらない目で何かを呟いてる者もいる。
しかしながら、それと同じくらいに意気揚々と近くの人に話しかける者や嬉しそうに友と語らう者もいた。
……言うまでもない。
大学受験の合格者発表の場である。
その混沌とした場に、1人の可憐な少女が立っていた。
まさに“完璧”と形容するのに相応しい容姿の少女だ。
しかし、欠点を挙げるとすらならば容易に出てくる欠点が1つだけある。
彼女は、“彼女”ではなく“彼”なのである。
つまり男なのだ。
マジでありえん。
そんな彼......猫刄 紅羽もまた、試験の結果を見にきた1人であった。
彼は、その低い身長ゆえか空いてきた頃に掲示板を見て、ゆっくりと視線を動かしていき……
間も無く、小さくガッツポーズした。
どうやら良い結果を得られたようだった。
少しして、彼は踵を返して場を後にしようとした。
彼だけを見れば神話の一場面のような風景であった。
次の瞬間、彼は不意に小さく身震いした。
かと思えば、激しい咳とともに血を吐き出してしまった。
吐き出された血は、素人でも致命的だとわかってしまう程の量だった。
あまりに急で、予測不能な出来事に辺りはしんと静まりかえる。
それから、ふらりと紅羽が倒れたことをきっかけに静まり返った場は蜂の巣を突いたかのような状況になった。
それでも冷静な人はいたようで、暫くしないうちに救急車が来た。
しかし、全てが手遅れであった。
猫刄 紅羽。18歳の春のことであった。
そこで、猫刄 紅羽の人生は終わった。
これは、彼の、死の向こう側を綴った物語である。
個人的事情で打ち切った拙作「その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きていく~」のリメイク作品になります。
リメイクとは名ばかりの別作品状態です。
注意!
・チートものです。苦手な方はブラウザバックを!
・作者は学生です。テスト期間などに突入すると更新が滞ります!
・なろうさん、カクヨムさん、アルファポリスさんにて投稿させて頂いています!
それでもよろしければ、読んでやってください。
三月、都内某所。
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しかしながら、それと同じくらいに意気揚々と近くの人に話しかける者や嬉しそうに友と語らう者もいた。
……言うまでもない。
大学受験の合格者発表の場である。
その混沌とした場に、1人の可憐な少女が立っていた。
まさに“完璧”と形容するのに相応しい容姿の少女だ。
しかし、欠点を挙げるとすらならば容易に出てくる欠点が1つだけある。
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つまり男なのだ。
マジでありえん。
そんな彼......猫刄 紅羽もまた、試験の結果を見にきた1人であった。
彼は、その低い身長ゆえか空いてきた頃に掲示板を見て、ゆっくりと視線を動かしていき……
間も無く、小さくガッツポーズした。
どうやら良い結果を得られたようだった。
少しして、彼は踵を返して場を後にしようとした。
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次の瞬間、彼は不意に小さく身震いした。
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吐き出された血は、素人でも致命的だとわかってしまう程の量だった。
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それから、ふらりと紅羽が倒れたことをきっかけに静まり返った場は蜂の巣を突いたかのような状況になった。
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しかし、全てが手遅れであった。
猫刄 紅羽。18歳の春のことであった。
そこで、猫刄 紅羽の人生は終わった。
これは、彼の、死の向こう側を綴った物語である。
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注意!
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