華族当主に囲われた薄幸令嬢は、逃げるほど深く愛される
貧しい暮らしの中、母に連れられて華族筆頭・二条家を訪れた幼い小夜子。母は彼女を当主の子だと偽って金銭を得る目的だった。小夜子が暗闇に潜む何かに微笑んだとき、それは小夜子を気に入ってしまったようだった。彼は二条家の若君・彰久。ほとんど言葉を話さないはずの彼は、彼女を令嬢として引き取ると言い出す。十二年後、その執着は小夜子の縁談を握りつぶすほど深く育っていた。
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