最凶と恐れられた悪役ギルド長、ショタ化したらギルメンの激重感情が漏れはじめた

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――ギルドは本日より、ギルマスの保育所になります。

最凶。
最恐。
顔を見ただけで泣く子も逃げ出す――暗殺ギルド《ブラックオプス》のギルドマスター、シグ。
黒炎を操る大魔導師にして、魔導十二宮《黒炎のスコーピオ》。
その名は、恐怖そのものだった。
……はずだったのに。

ある日、任務中に受けた謎の呪いにより、
彼はぷにぷにほっぺのショタへと大変身してしまう。
威圧感ゼロ。戦闘力も激減。
通りを歩けば――

「かわいい……」
「天使では?」
(違う!! 俺は最凶ギルマスだ!!)

この姿では、ギルドの看板に泥を塗るだけ。
そう考えたシグは、潔く――引退を宣言する。
だが、その瞬間。

「ギルマスの世話は私がします」
「危ないから前に出ないで」
「抱っこしますね?」

――ギルドの様子が、明らかにおかしい。
副ギルドマスターは距離が近すぎ、
ギルドメンバーは過保護すぎ、
気づけば最恐ギルマスは、
溺愛されて囲われる存在になっていた!?

本人は「見放された」と思い込み、
周囲は「守らねば」と本気になる。
――完全なる、致命的すれ違い。

これは最恐と呼ばれた男が、ショタになったことで始まる勘違いだらけの溺愛ギルドコメディ。
果たしてシグは、引退せずに“自分の居場所”を守りきれるのか――?
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