「お前程度の盾役はいくらでもいる」と追放された俺。守るほど味方を強くする隠しスキルが最強の美少女令嬢パーティーで覚醒しました
「お前程度の盾役なら、他にいくらでもいるんだよ」
――そう言われて、俺はパーティーをクビになった。
いや、待ってくれ。こっちは病気の妹の治療費を稼ぐために、地味で損な盾役を必死にやってきたんだが? 前に立って、殴られて、仲間を守って、装備をボロボロにして、それでも頑張ってきたんだが? なのに返ってきたのは、恋人の裏切りつきのクビ宣告である。さすがに泣いていいだろ、これ。
……と思ったら、俺の人生、どうやらここからが本番だったらしい。
どん底の夜、俺の前に現れたのは、強くて美人で家柄まで完璧な令嬢パーティーの三人組。
「ようやく見つけましたわ」
「ずっと探していたのよぉ」
「アンタ、うちに来なよ」
いやいや、そんな美味い話ある? あるらしい。
しかも一緒に戦ってみたら、今まで誰にも気づかれなかった俺の“盾役としての本当の価値”まで判明して――
――そう言われて、俺はパーティーをクビになった。
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