落火流水
炎がすべてを飲み込んだあの日――祖国が、一族が、一夜で滅ぼされたあの日。
私はこの男に出会った――
それは血と炎と、人々の悲鳴が上がる戦場の中、敗戦国の皇太子として逃げ延びる最中の出会いだった。
彼と目が合った瞬間に、理解した。彼こそが己の運命の半身だと。
けれど、それは何とも皮肉な出会いだった。彼は祖国を滅ぼした炎龍族の皇太子だったのだから――
これは宿命の番という神が定めた運命に翻弄される二人の恋物語。
以前、他サイトで企画に参加した時の短編を長編に練り直したものです。
主人公が両性具有のため若干のBL要素があり。苦手な人はバック推奨。
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