恋の罠 愛の檻

四宮グループの令嬢として生まれた美園は、令和の時代になっても変わらない父の男尊女卑思考が合わずに家を出ていた。独立していた美園は、しかし、優秀だった兄の事故死によって、家に連れ戻された。
父から命じられたのは、自分の選んだ男と結婚して、グループを引き継ぐ男子を生むこと――
そして、父が美園の結婚相手に選んだのは、かつて美園の初恋を痛烈な言葉で拒んだ兄の親友で、片腕だった男。
美園の初恋を拒んだくせに、四宮グループ総帥の地位に目がくらみ、いまさら自分との結婚を受けいれた男に、美園は激しい怒りを覚えた。
――上等じゃない。そっちがその気なら、こちらにも考えある。
どんなに肌を重ねたところで、私には子どもが望めない。ざまあみろ。


※こんなあらすじですが、ざまあは特にありません。
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