ラノベ風に明治文明開化事情を読もう-クララの明治日記 超訳版
明治十九年、熱烈な恋愛の末に勝海舟の三男梅太郎と国際結婚したアメリカ人クララ・ホイットニー。彼女が明治八年、十五歳の誕生日の直前、家族と共に日本にやってきて以降、明治二十四年までの間に記した大小十七冊にも及ぶ日記。そのラノベ風翻訳がこの日記形式の小説の原案である。
十代の普通のアメリカ人少女の目を通してみた明治初期の日本。「そのありのまま」の光景は今日の我々に新鮮な驚きをもたらしてくれる。
しかも彼女の日記には明治初期の著名人が綺羅星の如く登場する。後に義父となる勝海舟は勿論、福沢諭吉、森有礼、新島襄、大久保一翁、大鳥圭介、徳川宗家第十六代徳川家達などなど、数え出せばキリがない。そして何より、教科書や歴史書では窺い知れない彼らの「素顔」は、明治という時代をより身近に感じさせてくれる。
同時にこの日記は現代を生きる我々からすれば「失われた一つの文明」の記録でもある。
我々が何を得て何を失ったのか。それを一人のアメリカ人少女の目を通して目撃していくのがこの物語である。
十代の普通のアメリカ人少女の目を通してみた明治初期の日本。「そのありのまま」の光景は今日の我々に新鮮な驚きをもたらしてくれる。
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