あなたにおすすめの小説

「お前を愛することはない」と言われたので、「はいはい、かしこまりー」と答えたら、勝手に伯爵様が曇り始めました 表紙

「お前を愛することはない」と言われたので、「はいはい、かしこまりー」と答えたら、勝手に伯爵様が曇り始めました

「お前を愛することはない」 「はいはい、かしこまりー」 納得できない結婚をしたリオとオリバー。 ともに暮らし、お互いを知っていくうちに、オリバーは少しずつリオに惹かれていく。 しかし、リオはオリバーの「愛することはない」という言葉を律儀に守り続けていて——。 ※9/10に加筆しました。 ※なろう、カクヨムにも掲載しています。 ※生成AIを構成・展開の壁打ち、設定整理、誤字脱字・表記ゆれ確認、文章推敲補助に利用。本文は基本的に自分で執筆し、提案された展開や短い表現を一部採用する場合があります。
恋愛 完結 短編
文字数:10,050
飛べないと捨てられたので、竜ごと出て行きます 表紙

飛べないと捨てられたので、竜ごと出て行きます

「お前は竜に乗れもしない、ただの妻だろう」 竜騎士団長の夫はそう言って、飛べる従騎士の娘を選びましたわ。 ええ、わたくしは飛べません。十二年、地上におりました。 夜明け前に三十一頭の寝息を数え、歯を磨き、爪の砂を取り、冬に毛布を掛け、契約を編んで。——この国でただひとりの「調律者」として。 竜は、人を乗せない生き物ですのよ。竜自身が「乗せてもいい」と決めない限り。そして竜が誰の言葉で頷いてきたか、あの方は十二年、一度もお考えにならなかった。 離縁されて、わたくしは竜舎を出ました。 三日後から、竜は一頭も飛ばなくなりましたの。 怒っているのではありませんのよ。竜は報復をしませんもの。ただ——寂しいのです。 そして来月は、三年に一度の、契約更新日ですわ。
恋愛 完結 短編
文字数:16,065
婚姻鑑定で相性0点と出たので婚約破棄されました。殿下、その魔道具が測るのは愛ではなく服従心です 表紙

婚姻鑑定で相性0点と出たので婚約破棄されました。殿下、その魔道具が測るのは愛ではなく服従心です

 王太子アルベルトとの婚姻鑑定で「相性0点」を叩き出し、貴族たちの前で婚約破棄された公爵令嬢ルイーズ。しかも殿下と聖女ミラは驚異の100点!   「これこそ天が選んだ縁だ」と勝ち誇る王太子だったが、魔道具研究者でもあるルイーズは、鑑定器に刻まれた古代文字に違和感を覚える。研究仲間のテオと調査した末に判明したのは――その魔道具が測っていたのは「愛」ではなく、相手に逆らえない「服従心」だったという衝撃の事実。  つまり0点のルイーズは、誰にも自分の意志を明け渡さない証明であり、100点のミラは王太子に逆らえない危うい状態だったのだ。ならば、この偽りの「運命」をひっくり返してみせる。  研究と証拠で王太子の思惑を暴き、聖女を救い、自らの未来まで選び直すルイーズ。婚約破棄で失ったはずの未来の先で、彼女が見つけた本当の『相性』とは――。  婚約破棄から始まる、知性派令嬢の痛快逆転ざまぁ&対等な恋の物語!
恋愛 完結 ショートショート
文字数:12,000
側妃を迎えていたことを夫が隠していたので離縁して実家に帰ります。 表紙

側妃を迎えていたことを夫が隠していたので離縁して実家に帰ります。

結婚して四年目の王太子妃クラリッサには子供がいない。 四度目の流産後、夫レイモンドから言われた。 『側妃が私の子を身籠った』と。 クラリッサはレイモンドが側妃を迎えていたことを知らされていなかった。 側妃がレイモンドの子を産むことは構わない。問題なのは、クラリッサに隠していたことだった。 クラリッサは潔癖症で、側妃を迎えた後はクラリッサとは性行為をしないという条件でレイモンドと結婚したのだ。 その条件を破ったレイモンドをクラリッサは受けつけず、離縁を選ぶ。 そして、四度の流産を企んだ犯人も、やがて明らかになる。
恋愛 連載中 短編
文字数:5,540
婚約破棄されましたので、聖印はお返しいたします 表紙

婚約破棄されましたので、聖印はお返しいたします

「お前のように、三年間ただ祈るだけで何ひとつ起こせなかった女とは違う」 卒業式典で、王太子殿下はそう仰って、掌に金色の光を浮かべる男爵令嬢を選びましたわ。 ええ、わたくしは光りません。 王家の婚約者の背に刻まれる《守護聖印》——王都全域の魔物避け結界へ、夜ごと魔力を注ぐ紋様。派手な光を出さないのは、一滴も漏らさず結界へ注いでいるからですのよ。 わたくしの占い……いえ、わたくしの祈りが効いていると、何も起きませんの。そして何も起きないと、わたくしの三年は「何もしていない」ことになる。 承知いたしました。婚約破棄、お受けいたしますわ。 聖印は誓いの上に立つもの。破棄と共に、王家へお返しいたします。 ——三日ほどかかりますけれど。 三日後の夜、城壁の外で、三百年ぶりに魔物が鳴きました。
恋愛 完結 短編
文字数:2,082
『挿絵あり』無能と捨てられた令嬢は、辺境で小さな家族を始めます 表紙

『挿絵あり』無能と捨てられた令嬢は、辺境で小さな家族を始めます

「君には王妃としての価値がない」 魔力がない“無能令嬢”として蔑まれてきたリディアは、婚約者である第一王子アルベルトから、一方的に婚約破棄を告げられた。 さらに、聖女候補の令嬢を虐げたという身に覚えのない罪まで着せられ、王都での居場所を失ったリディアは、父の命令で遠く離れたノルド辺境領へ向かうことになる。 けれど、そこで待っていたのは、荒れ果てた土地と、冷酷と噂される辺境伯レオンハルトだった。 道中、リディアは街道に倒れていた孤児の少年ノアを助ける。魔物に襲われたその瞬間、魔力を持たないはずの彼女の前で、枯れた草木が芽吹き、魔狼の動きを封じた。 ――私は、本当に無能だったの? やがてリディアは、自分の中に眠る「大地を癒やし、命を育てる力」の存在を知っていく。 傷ついた子どもたちを受け入れ、荒れた領地を立て直し、少しずつ温かな居場所を作っていくリディア。 そんな彼女を、最初は警戒していたレオンハルトもまた、誰にも見せなかった優しさを少しずつ覗かせるようになる。 近づきたいのに、踏み込めない。 触れたいのに、触れていいのかわからない。 不器用な辺境伯との距離が縮まる一方で、リディアを捨てた王都からは、彼女の力を利用しようとする使者が訪れる。 婚約破棄から始まった、令嬢の第二の人生。 これは、捨てられた令嬢が、冷酷辺境伯と小さな家族を作りながら、愛されることと自分の居場所を見つけていく物語。
ファンタジー 連載中 長編
文字数:21,987
追放されたので、祝福はすべて回収いたします 表紙

追放されたので、祝福はすべて回収いたします

「聖女エルシーを、国外追放とする」 罪状は、真冬の夜に許可なく子どもを治したこと。追放に賛同する署名は、四十三家。 わたしは弁明のかわりに、署名簿をじっと見つめました。 「お名前を、覚えておこうと思いまして」 誰も知らないことがひとつあります。聖女の祝福は「渡したら終わり」ではなく、細い糸でわたしと繋がり続けている。——手繰り寄せれば、戻るのです。 退去の期限は三十日。回るには、じゅうぶんですわ。 豊穣も、商運も、健守も。十年分の台帳と照らし合わせて、署名した家から順番に、一軒ずつ。 「ごきげんよう。祝福を、返していただきに参りました」 ただし——子どもと病人にかかっているものは、一件も引きません。回収とは、そういうふうに、するものですから。
恋愛 完結 短編
文字数:22,127
病弱な旦那さまに嫁ぎましたが、治してしまいましたわ 表紙

病弱な旦那さまに嫁ぎましたが、治してしまいましたわ

 「余命ひと月」と噂される公爵ジョフロワの「縁起直し」として、伯爵家の三女ロザリーは、実家から厄介払いのように嫁がされる。姉たちは「三女は薬草園育ちの田舎者。ちょうどいいわ」と笑う。  ロザリーは言い返さない。ただ、公爵の屋敷に入って三日で、気づく。公爵の病は、毒ではなく、屋敷じゅうに焚かれている「香」だと。  「余命ひと月? では、ひと月、お世話させていただきますわ」  香を止め、窓を開け、薬草園育ちの手で、朝の粥を煮る。公爵は、ひと月で、目を覚ます。「あなたが来て、初めて朝の匂いがした」。  実家は「病弱な三女を、縁起直しに嫁がせた」と嘘の届けを出していた。回復した公爵の妻となった娘を、慌てて取り戻そうとするが、公爵がその届けを王の使者に見せるだけで、実家は自分の嘘で面目を失う。  香を焚いていた執事は「公爵を早く逝かせて、跡目を」と白状し、公爵は追放ではなく、辺境の薬草園で働かせる。  疎まれた長所が、正しく愛される場所で花開く。縁起直しの嫁入り×薬草×自己肯定の令嬢ファンタジー、全8話。
恋愛 連載中 短編
文字数:7,922