愛されたいからさようなら~偽りの愛のために公爵令嬢は噓をつく~
※カクヨムでも投稿している短編です。
望まぬ政略結婚から逃れるため、そして愛する騎士アルベルトと結ばれるために「余命僅かの病」という大嘘をついた公爵令嬢のユリアンヌ。ずるずると先延ばしにしてきた彼の解放をようやく決意した彼女は覚悟を決めて「死に至る毒」を飲んだ。
毒によって朦朧とする意識の中、聞こえてきたのは愛する夫の激昂する声。
「貴様のせいでユリア様が本当に亡くなられるところだったんだぞ!?」
「……は、どの口が言っているんです? そもそもオレはアンタに協力するとは言ってません」
愛する夫と信頼のおける共犯者の声に、ユリアンヌは違和感を覚える。
話を聞いているとユリアンヌの立てた計画とは別の計画も動いていたようで――?
お互いが「相手を手に入れるため」に嘘をついていた、その両片思いの結末は――。
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