全てを失った私に手を差し伸べてくれたのは、隣国の皇帝様でした

触れると人の心が読めるという不思議は力を持つ紅花は十六歳が間近に迫ったある日、隣町へ使いに来ていた帰り道の山中で暴漢に襲われかけた事から重大な事実を知ることになり、家出を決意する。

ただひたすら町から遠ざかっていき、山林で隣国【花京】の皇帝、李偉と出逢う。

李偉は紅花から逃げてきた経緯や秘めている力の話を聞くと、ある出来事に利用出来ると考え、共に宮廷に来るよう命じ、紅花には花嫁候補として後宮に潜り込んで候補者の真意を読み取らせて無欲な女性を探すように言いつけるのだけど、李偉の本当の目的は別にあったーー。

女嫌いで愛を知らない皇帝と、不遇な環境で育った少女の身分違い年の差ラブストーリー


※他サイトにも公開中。こちらあくまでもフィクションで、後宮の定義など全てオリジナルですので悪しからず。
※レーティング設定をしていますが、過度な描写は無い予定です。
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