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一夜明けても♡

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 パンパンッパンパンッ………。

「あぁっ……あっ!………ひゃっん!」
「あぁ………今日も……いいよ………マシュリー………」
「激し…………で……す!………お願……あぁっ!」

 蜜壺を解され、直ぐに押し入られたマシュリー。手首はまだ結ばれたままで、今日もまたされるがまま。

「激しい?…………じゃあ、少し休憩しようか」
「…………は、はい………えっ!!」

 休憩すると言うので、抜いてくれると思いたかったマシュリーだが、ルカスはマシュリーと繋がったまま、足を開いた状態で持ち上げてしまう。

「あぁっ!………ルカス様っ!!……奥っ!………んあぁぁぁっ!!」

 ズンっと、脳天迄突き刺さる様な感覚が走る。

「ん?イった?………可愛い……暴れるなよ、マシュリー………危ないから」
「あぁっあっ……動………か………な……」
「姿見の前に行くから」
「…………ど……する………です……か?」
「キスマークをマシュリーに見せてあげるのさ…………よく見えるよ?今のマシュリーの淫靡な姿」

 目の前に姿見が見える。全裸のルカスが、夜着が中途半端に脱がされたシルエットが鮮明になる度に、マシュリーの蜜壺はルカスを締め付け、ポタポタと溢れるマシュリーの蜜。繋がった場所をまさか鏡で見させられるなんて、思っても見なくて、マシュリーは泣いてルカスにお願いをする。

「ルカス様!…………恥ずかしいです!どうか………あ、あの………下ろして!」
「如何して?ほら、見てご覧………首筋から胸、腰、足にいっぱい着いたキスマーク……そして、太腿の内側に1段と濃く着けたキスマークとマシュリーの蜜、俺と繋がった口からいっぱい溢れて………なんていやらしい身体なんだろうね」
「……………嫌です!見たくな…………んんっ!あぁっ!あんっ!」

 否定的な言葉はルカスは許す訳はなく、姿見の前でマシュリーを後ろから持ち上げ、揺さぶったルカス。流石にそれを続けると疲れるのか、立って姿見に写る姿を見せながら、何度もマシュリーはイかされた。

「うっ………出るっ!」
「ま………てっ………今っ…………んんんんっ!!」

 その瞬間、マシュリーはルカスの吐精をする顔を姿見越しで見る。だが、マシュリーも直ぐに達してしまい、立っていられずふらついた。

「…………っと……ベッド行こうか」
「嫌です!!鏡の前でなんて!!」
「…………可愛かった」
「………嫌です!」

 マシュリーを抱き上げ、ベッドに運ぶルカスはそのままベッドへ入ると、手首の紐を解き、夜着を脱がしてしまう。

「分かった………でも時々は………見たい……駄目?」
「……………恥ずかしいんです!」
「可愛かったから見たい」
「そんな事仰っても、嫌なものは嫌です!!」
「……………分かったよ……」
「あの………ルカス様…わたくし身体を流したいので、少し休んだら湯殿行かせて下さいませ」
「何言ってるんだ?終わってないぞ?」
「え!?」

 ベッドの上に座り、寄り添っていた2人。ルカスは再びマシュリーを持ち上げ、腰に向かい合うように乗せる。嫌でも分かってしまう、ルカスの屹立が、マシュリーの蜜口に触れている。

「俺の受け取る経験もして欲しいものだな………3発は、休憩無しに抱けるこの体力を、今夜はマシュリーに味あわせてやる…………俺無しじゃ、いられない身体になる様に教え込みたいし、結婚したら仕事が舞い込んで、一緒にいられない時間も多いからな………だから………」
「んあっ!………あっ……あぁん」
「いい啼き声………」

 下から突き上げられる。ルカスはあぐらをかいての対面座位で、マシュリーのお尻はルカスの足の中にすっぽり入っていて、そのお尻をガッチリホールドするルカス。じゅぶっじゅぶっ、と響く水音。奥がずっとルカスを感じ、常に居る感じがしてしまう。

「気持ちいいだろ?」
「………あひぃ……あぅ……んんっ……ひゃっん!」

 声にならない声でずっと喘ぐマシュリーに、いくらキスマークを着けても、もう何も否定的な言葉も出せない。おそらく、マシュリーは考えている余裕がない、イキっぱなしになっていた。

「マシュリー………」
「んんっ…………はぁ………」

 唇を貪られても、とろとろに溶かされ、ルカスにしがみつくぐらいしか出来なかった。そういうマシュリーにルカスは、お尻の割れ目を広げ、マシュリーの後ろから、蜜を貰い、後孔の入口に塗る。そうされても、喘ぐだけのマシュリー。様子を見ながら、ねちゃ、ぐにゅ、と徐々に指を入れていくルカス。意識がしっかりしている時には、マシュリーは許さないだろうと思い、試したかった事を始める。

「あぁっ……な、何?……」
「……………の感度も見たくて」
「あっ………駄目です!…………んくっんんんんっ!!」
「…………あぁ、可愛いなぁ………も、欲しくなる様にするから」
「駄目駄目駄目っ!!………あぁん……やぁん!」

 蜜壺と後ろ孔の両方で気持ちよくなっていたぐらい、たった2日の房事で、ルカスに恥ずかしい所ばかり見せている気がして、逃れたくてマシュリーは首を横に振り、泣き顔をルカスに見せているが、全く止める気のないルカスに、結局明け方迄、マシュリーはルカスの鬼畜な屹立を入れっぱなしになった。
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