陰陽師と金の迷い子 ―平安怪異譚―

一夜の宴を終え、暁の賀茂川を戻る途中。
芦屋川 朝光は、川面に揺れる金の色を見つける。

それは、見たこともない髪と青い瞳を持つ少女だった。
異国の言葉をまくしたてるその姿に、供の者たちは「禍の言」と怯える。

けれど朝光は笑う。

妖であれば、呼べばよい。

都に怪異あらば最後に呼ばれる男――
夜にのみ歩く陰陽師、御影 時継を。

金の迷い子と影の男。
これは、夜の縁に立つ物語。

※本作は平安時代をモチーフとしたフィクションです。史実とは異なります。
24h.ポイント 56pt
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