【完結】妹に存在を奪われた令嬢は知らない 〜彼女が刺繍に託した「たすけて」に、彼が気付いてくれていたことを〜
存在を消された伯爵家の長女・ビオラ。声を失った彼女が、唯一想いを託せたのは針と糸だった。
白いビオラの刺繍に縫い込まれた「たすけて」の影文字。
それを見つけたのは、彼女の母の刺繍に人生を変えられた青年だった──。
言葉を失った少女と、針の声を聴く男が紡ぐ、静かな愛の物語。
白いビオラの刺繍に縫い込まれた「たすけて」の影文字。
それを見つけたのは、彼女の母の刺繍に人生を変えられた青年だった──。
言葉を失った少女と、針の声を聴く男が紡ぐ、静かな愛の物語。
あなたにおすすめの小説
両親に溺愛されて育った妹の顛末
葉柚
恋愛
皇太子妃になるためにと厳しく育てられた私、エミリアとは違い、本来私に与えられるはずだった両親からの愛までも注ぎ込まれて溺愛され育てられた妹のオフィーリア。
オフィーリアは両親からの過剰な愛を受けて愛らしく育ったが、過剰な愛を受けて育ったために次第に世界は自分のためにあると勘違いするようになってしまい……。
「お姉さまはずるいわ。皇太子妃になっていずれはこの国の妃になるのでしょう?」
「私も、この国の頂点に立つ女性になりたいわ。」
「ねえ、お姉さま。私の方が皇太子妃に相応しいと思うの。代わってくださらない?」
妹の要求は徐々にエスカレートしていき、最後には……。
〔完結〕指輪を外した朝に
柴田はつみ
恋愛
侯爵夫人アリアは、完璧な妻だった。
社交界では優雅に微笑み、屋敷では使用人に慕われ、夫のためにすべてを整えた。
ただひとつ夫リオンの心だけが、手に入らなかった。
彼が愛していたのは、幼い頃からの想い人。
再会した公爵令嬢セレスティアの前では、あの「氷の侯爵」が、はじめて笑った。
(彼が笑う顔を、私はまだ知らない)
アリアは気づかれないように廊下を引き返し、翌朝もいつもどおり微笑んだ。
それを、三年間続けた。
〔完結〕大人しい令嬢は怒りません。ただ二年間、準備していただけです。――婚約解消の申請が受理されましたので、失礼いたします
柴田はつみ
恋愛
婚約者に、誕生日を忘れられた。
正確には、忘れられたわけではない。
エドワード・ヴァルト公爵はちゃんと覚えていた。
記念のディナーも、予約していた。
薔薇だって、一輪、用意していた。
ただ――幼馴染のクロエ・アンセル伯爵令嬢から使いが来た瞬間、全部置いて行ってしまっただけだ。
「すぐ戻る」
彼が戻ったのは、三時間後だった。
蝋燭は溶け切り、料理は冷え、ワインは乾いていた。
それでもリーゼロッテ・フォン・アルテンベルクは、笑顔で座って待っていた。
「ええ、大丈夫でございます。お気遣いなく」
完璧な微笑みで、完璧にそう言った。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
『お前が運命の番だなんて最悪だ』と言われたので、魔女に愛を消してもらいました
志熊みゅう
恋愛
竜族の王子フェリクスの成人の儀で、侯爵令嬢クロエに現れたのは運命の番紋。けれど彼が放ったのは「お前が番だなんて最悪だ」という残酷な言葉だった。
異母妹ばかりを愛する王子、家族に疎まれる日々に耐えきれなくなったクロエは、半地下に住む魔女へ願う。「この愛を消してください」と。
恋も嫉妬も失い、辺境で静かに生き直そうとした彼女のもとに、三年後、王宮から使者が現れる。異母妹の魅了が暴かれ、王子は今さら真実の愛を誓うが、クロエの心にはもう何も響かない。愛されなかった令嬢と、愛を取り戻したい竜王子。番たちの行く末は――。
【完結】妹ばかり愛され追い出された姉ですが、無口な夫と暮らす日々が幸せすぎます
コトミ
恋愛
セラフィナは、実の親と、妹によって、家から追い出されることとなった。セラフィナがまだ幼い頃、両親は病弱なカタリナのため設備環境が良い王都に移り住んだ。姉のセラフィナは元々両親とともに住んでいた田舎に使用人のマーサの二人きりで暮らすこととなった。お金のない子爵家な上にカタリナのためお金を稼がなくてはならないため、子供二人を王都で暮らすには無理があるとセラフィナだけ残されたのだ。そしてセラフィナが19歳の時、3人が家へ戻ってきた。その理由はカタリナの婚約が上手くいかず王宮にいずらくなったためだ。やっと家族で暮らせると心待ちにしていたセラフィナは帰宅した父に思いがけないことを告げられる。
「お前はジェラール・モンフォール伯爵と結婚することになった。すぐに荷物をまとめるんだ。一週間後には結婚式だ」
困惑するセラフィナに対して、冷酷にも時間は進み続け、結婚生活が始まる。
婚約者が私の見舞いには来ず、他の女の茶会に行っていたので――気づいた時には、もう愛は完全に冷めていました
唯崎りいち
恋愛
見舞いにも来なかった婚約者が、他の令嬢の茶会には出席していた。
その事実に気づいた時、私の愛は完全に冷めていた。
静かな婚約破棄の先で明かされる王家との繋がりと、彼の後悔。
〔完結〕白い結婚のまま、旦那様は薔薇のような美人に夢中になりました
柴田はつみ
恋愛
伯爵令嬢リディアは、美貌で有名な侯爵レオンハルトに嫁いだ。
けれど結婚して二年、夫婦は一度も結ばれないまま――白い結婚だった。
それでも旦那様は優しかった。
冷たいわけではない。気づかいの言葉も、穏やかな笑顔もくれる。
だからリディアは、愛されてはいなくても、いつか少しは夫婦になれるのではないかと信じていた。
そんなある日、彼女は知ってしまう。
旦那様が薔薇の君と呼ばれる絶世の美女に心を奪われていることを。
彼が触れなかったのは私にだけだったのだと。
都合のいい奥方として、役に立っていたと悟る
静かに離縁を決意したリディアは、実家へ戻ったあと、女子学院で働き始める。
すると侯爵夫人時代には当たり前だった実務のすべてが、外では驚くほど必要とされていた。
感謝され、認められ、自分の足で立ち始めた彼女は、少しずつ見違えるほど美しくなっていく
『音なき声』で通じ合うという詩的なやりとりに、一息に読みました。ビオラがヨシナに帰ってこれてよかった。レオニスと幸せに暮らして欲しい。
あと、刺繍美術館の管理人さんも。
ご感想をありがとうございました!お礼が大変に遅れてしまい,申し訳ありませんでした😭😭😭
ビオラとレオニスはコレからこの地を守るために、さらなる動きをする予定にしています😊頑張って欲しいで💕
本当にありがとうございました!!
あらすじに引かれ一気読みです。
静かに白く紡がれていく話しがビオラの背負わされた生き方を表していて
ご感想ありがとうございます。
なんて素敵な感想を…タイトルまで見ていただけるなんて、嬉しいです!かなりタイトルに悩んだ作品でしたので😅
ぜひまたビオラに会いに来てやってください。
実はこの作品の舞台、ヨシナがこれから他の作品にも登場します。「異世界令嬢」のほうで刺繍だけはすでに登場しています☺️
本当にありがとうございました✨
心があったかくなる、優しい風が届きました。いつまでも、追って行きたくなるような風でした。
優しい風を、ありがとうございました。大事に心の中にしまって置きたくなりました。
嬉しいご感想をありがとうございます!
少しでも心がほっこりしていただけたなら、本当に嬉しいです。
刺繍とか編み物とか、一つ一つ「目」を作っていくものって、その人の心が現れてくる感じがしますよね☺️
私も編み物好きですが…見事に、目を間違えてボコボコになります笑
精進します!
本当にありがとうございました。
2度目の感想、本当にありがとうございます😂
ビオラはようやく、彼女本来の幸せを掴むことができました。
それは彼女だけではなく周りの人たちがあってこそ。
人というのは、1人では生きていけないんだなと、この作品を書きながらしみじみ思いました。
という澄ましたことを書いておりますが、次作は…かなりテイストが違います笑
もしご趣味が合いましたら、ぜひお読みいただけると嬉しいです。
本当に最後まで読んでいただき、ありがとうございました❤️
ご感想、ありがとうございます!
とても素敵な感想をいただき、感激しております。
さてはて。彼女の声は…いつ聞けるのか、ですね。
完結までもう少し、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
本当にありがとうございました♪
いよいよこの物語もクライマックスですね。 この先どんな展開になるのか、次回が待たれます。
とても、斬新なお話でづづられていく、物語。 毎回楽しみに読んでいます。
ご感想、ありがとうございます!
読んでいただいて本当に嬉しいです。
実は、元々のお話のヒントは、ふとネットニュースを見たところからでした。
妄想していくうちに、このお話になっていました。
最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
本当にありがとうございました♪
物語のモチーフの軸が刺繍である事、(刺繍糸の色が標題に使われているのにもきっと深い意味があるのですよね?)自分は刺繍は刺しませんが、手芸の真似事で娘の洋服や手提げ鞄などを作って楽しんでいたので、刺繍でこんな物語が紡がれる事に心惹かれました。
ヒロインの刺繍は、過酷な運命の中に有っても心の美しい人にしか刺す事が出来ない刺繍なのでしょう。どうぞ幸せになれますように、切に願っております。
素敵なお話を有難うございます。思いのままに書き綴ったので文章がおかしなところがあるかもしれません。お目見汚し失礼しました。
ご感想、ありがとうございます!読んでいただいて、本当に嬉しいです。
私も少し手芸をするのですが、自分で縫ったものや作ったものって、ほんと格別ですよね〜。
念がこもっているとも言うのかもしれませんが笑、子供に持たせたりする時は、なんだかお守りを持たせる気持ちになったりします。
刺繍はひと針、ひと針、形作っていくので殊更かと…
もう少しで完結します。よろしければ最後までご覧になっていただけると嬉しいです!
本当にありがとうございました。