坂本龍馬の妻 お龍は男を成功させた悪女だったのだろうか?

 世に云う悪女。
 私は悪女が好きだ。
 悪女は男を惹きつける魅力がある。
 例えば藤原薬子である。薬子は不倫の恋の典型的な女であった。こともあろうに自分の娘の夫つまり婿である帝と男女の関係を持ち離れられない仲になったのであった。
 そして薬子はその地位を利用し帝を操り日本の政治を欲しいままにしたのである。
 何故そのようなことが出来たのか。
 実は薬子は東宮の宣旨(せんじ)という帝の取次の女官に任じられたからである。
 その為四六時中太子の寝所に出入りする身になったのだ。
 抑々(そもそも)薬子が桓武帝の東宮安殿親王の御殿へ上がったのは、妃の一人として入内する長女の付き添い役としてだった。
 延暦二十年前後のこととされるから、薬子は二六、七歳、娘は十二、三歳だったろうか。
 安殿親王とほぼ同年と思われる。
 そのころ太子は既に幾人もの妃を納(い)れており、皇子も生まれていた。ところが、娘を伴って宮中に入った薬子を一眼見るなり、その虜になってしまったのだ。
 さて、今回、主人公にしたお龍は、幕末の新撰組総長•近藤勇までが惚れた色っぽさがあった。
 お竜はその色香で坂本龍馬を骨抜きにしたのであった。
 この小説は史実に基づくノンフィクションの物語です。
 昨今の女性たちにエールを送りたく、また、男性には『お竜のような女性もいるのだよ』と、いうことを知って頂きたい。
 男女の恋愛とは何なのか。
 女性の魅力とは何なのか。
 あらためて、自分自身の男女関係の恋、また、女性の魅力とは、何なのか、について考えて欲しい。
 この小説が読者の皆様のお役に立てれば幸いです。
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