花霞、朧月夜
私に何ができるんだろう。
私はこの世界にどんな価値があるんだろう。
生きている意味を見失ってから、一体何年経ったのか。
いや、寧ろ産まれた時点から無かったのか。
幼い頃から母親からの虐待、過保護過干渉、暴言を受け、自分に価値などないのだと思い言い聞かせ続けてきた渚咲(なぎさ)。
無気力と孤独に苛まれ、それでも僅かな希望や期待を捨てきれず生きていくことへの義務を感じながら、日常を過ごす矛盾だらけのストーリー。
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