それでも君と、愛にならない恋をしたい
憧れていた先輩には、誰にも言えない秘密があった―――。
幼い頃に大好きだった母を亡くした菜々は、口下手な高校一年生。
父の再婚を受け入れられず、家族と距離ができてしまったため家に居場所がない。
そんな時、あるきっかけから憧れの先輩・楓と親しくなる。
普段から周囲と距離を置いている楓には、他人に触れられない『ある秘密』があった。
「菜々には触れたい。手を繋ぎたいし、抱きしめたい。ずっとそう思ってた」
互いに惹かれ合い、徐々に距離が縮まっていく菜々と楓。
そんなふたりの間に、大きな壁が立ちはだかる。
楓に、事故で亡くなった恋人の存在が……?
「私は……亡くなった恋人の代わり?」
菜々は再婚した父と楓を重ねてしまい、一緒にいるのが苦しくなっていく……。
恋、家族、友情、大切な人の死。
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