犯罪者の俺が億万長者に家庭教師として雇われた理由〜悪魔の心を解かすのは、誰も知らない天使の微笑み〜
凶星の悪魔。
権力者だけが魔法を使用できる世界で俺はそう呼ばれている。犯罪者だからだ。
「息子の家庭教師をしてほしい」
このような依頼がきて、国の情報が手に入るかもしれないと期待してつい契約書にサインしてしまった。
雇い主は代々から続く名家の億万長者。
教え子は天使のような美しい少年だった。
「金持ちのガキなんて心底憎たらしいが、計画のためだ」
そう自分に言い聞かせた。
身分が高いのだから魔法もさぞかし上手いのだろう、そう思っていたのに…
「実は僕、魔法を使えたことないんだ」
「…は?」
魔法が使えない権力者の子。それは、この国では欠陥品と同義だ。
仕方ない…正規とは異なる、俺の魔法を教えてやるか。
こうして犯罪者の俺は、魔法が使えない権力者に魔法を教えることになった。
想像以上に魔法が使えない教え子にイライラしつつも我慢する日々。
最初は利用するために近づき、魔法を教えてきた。
利用するため、そのはずだったのに…
愛してしまった。
計画のためにこの子を裏切るのか。
それとも、この子を守るために計画を捨てるのか。
どれを選んでも「正義」にはならない。
でも、選ばないことは1番の罪になる。
もしこの嘘がバレたら、お前は俺を憎むだろうか。
※ストーリー重視
人間関係の変化と、主人公の心の動きが中心
初投稿です。
読みづらい部分や誤字脱字があるかもしれませんが、温かい目で見守っていただけると幸いです。
少しBL寄りですが、性的な描写はほぼありません。
カクヨムにも投稿しています。
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「金持ちのガキなんて心底憎たらしいが、計画のためだ」
そう自分に言い聞かせた。
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「実は僕、魔法を使えたことないんだ」
「…は?」
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仕方ない…正規とは異なる、俺の魔法を教えてやるか。
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でも、選ばないことは1番の罪になる。
もしこの嘘がバレたら、お前は俺を憎むだろうか。
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