幸福な檻 ―双子は幻想の愛に溺れる―
魔力を生み出す力がないと生きられない世界で、双子のフィオナとセシルは不完全に生まれた。フィオナは魔法を使う力がない代わりに、魔力を生み出す力を二人分。セシルは魔法を使う力を二人分持つ代わりに、魔力を生み出す力を持たなかった。
セシルはフィオナに魔力を与えられて命を繋ぎ続け、一人前の人のように振る舞っている。しかし両親にセシルに魔力を与えるための道具として扱われているフィオナには、家の外に出る自由すら与えられなかった。母親に虐げられ、退屈と憂鬱を煮詰めたような日々を過ごす中、セシルだけがフィオナに優しかった。双子の弟と大切なものを奪い合って生まれてきたと思っているフィオナには、その理由が分からずにいる。
少しでも自立するために薬草を育て始めるフィオナと、それを手伝うセシル。薬草作りを通して少しずつ仲を深めていく二人。セシルはフィオナへの執着心を隠しつつも、彼女が心を開きつつあることに喜んでいたが、セシルが通う学園に彼を恋い慕う少女がやってくる……。
※ヤンデレ、近親愛
※若干の性描写と暴力描写あり
※フィオナを主人公として読むかセシルを主人公として読むかで、メリバかハピエンかが変わります。
全21話+番外編3話予定。本編までは毎日22時更新。番外編の更新はまばら。
イラスト:山神さやか様
セシルはフィオナに魔力を与えられて命を繋ぎ続け、一人前の人のように振る舞っている。しかし両親にセシルに魔力を与えるための道具として扱われているフィオナには、家の外に出る自由すら与えられなかった。母親に虐げられ、退屈と憂鬱を煮詰めたような日々を過ごす中、セシルだけがフィオナに優しかった。双子の弟と大切なものを奪い合って生まれてきたと思っているフィオナには、その理由が分からずにいる。
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※フィオナを主人公として読むかセシルを主人公として読むかで、メリバかハピエンかが変わります。
全21話+番外編3話予定。本編までは毎日22時更新。番外編の更新はまばら。
イラスト:山神さやか様
6件
兄妹の話に限らず、心理描写に重きを置けばおくほど閉塞的な世界観になりますが、叶さんの作品はそこまで重苦しい雰囲気にならず、かつ、軽すぎない文章で、とても素敵だと思いました(*´∀`*)
ふだんからラノベを好んで読んでいる人間ですが、たまに叶さんの作品のような地の文が多くあって読み応えがあって読みやすい作品に出会えると「いいもの読んだなぁ」ってなります(*´∀`*)
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幸福な檻というタイトルが正しく物語そのものを現している美しくて繊細な物語。
ストーリーが展開していくに従って映り広がる景色と心情にただただ没頭しました。
ふたりにとって、その場所がいつまでも美しく幸せな檻でありますように。
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メリバに惹かれて読ませて頂きました!
適度な距離感でお互いの気持ちに惹かれあう姿、こういうのが良い、、良いです
結末はメリーバッドエンド寄りだと思いますが、そこでは終わらないもっと話が続いていきそうな先のある終わり方でした。作者さん!もっと読みたいです!
あとあと、読み終わった後は番外編まであるので余韻に浸りながら最後まで堪能させていただきました。
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