祝福の子は夜に哭く
町外れの森にある、決して近づいてはいけない塔。 そこには、暗闇の魔物を宿す少年・ハイネが閉じ込められていた。 物心ついた時から塔の外を知らず、鳥と話しながら静かに暮らしていたハイネ。
そんな彼の前にある日、町で下働きをしている無鉄砲な少年・アレンが現れる。
外の世界を知らないハイネと、粗野だけれど真っ直ぐなアレン。 二人は少しずつ心を通わせていくが、ハイネの体を蝕む魔物の影は、確実に彼の命を削っていた。
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