月は一人で輝かない

――そう、君は正しく月から来た少年だった。
俺が初めて望と出逢ったのは、高校二年生の時のことだ。
透き通るような金髪に鼻筋の通った大人びた顔付き、それはまるで月の光から生まれた別世界の住人のようで……まさか望が俺の作った曲を歌うようになるなんてその時は思わなかった。
月から来たような美しい少年 望との日々を、平凡な大人になった主人公 朔が辿る短編です。
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