あなたにおすすめの小説

幼馴染の次期公爵の子を身籠りました 表紙

幼馴染の次期公爵の子を身籠りました

「別れてほしいんです」 そう言って私は彼の元を離れた。 彼は知らない。私のお腹には彼と私の子がいることを。 あなたに迷惑がかかるので、あなたの前を去ることに決めました。 そして、私はこの子を一人で立派に育ててみせます。 さようなら、ずっと好きな人。 そう誓ったはずなのに……。
恋愛 完結 短編 R15
文字数 3,523
嫁は血族ではないので系図に載せないと言われたので、系図の筆記人も辞めさせていただきます 表紙

嫁は血族ではないので系図に載せないと言われたので、系図の筆記人も辞めさせていただきます

「系図に名を残せるのは、血のつながった者だけよ」 結婚して三年目の秋。 伯爵家の系図の更新の日、義母は、私の名を「同居人」の欄へ移した。 夫のヘクトルは頷き、ペンを置いた。 「筆記は、いつもどおり君が頼むよ。奉納の儀の支度もね」 家族の居場所が欲しくて嫁いだ三年間。 私は、無償で、一門すべての系図と相続台帳を書き続けてきた。 その夜、私は、王立系図院へ、筆記人の辞任届を出した。 私を迎えたのは、無表情な院長レオポルトと、 「この字を、三年間、ずっと探していました」という、思いがけない一言。 一方、私のいなくなった伯爵家では、台帳の書式が誰にも読めず、 奉納の儀の期限が、刻一刻と迫っていた。 系図が提出されなければ、一門の継承権は、すべて失効する。 儀式まで、あと三十日。
恋愛 完結 長編
文字数 85,044
「泣いて縋られても困る」と婚約破棄されたので、仕返しに犬猿の公爵へ求婚したら、恋人役のはずが本気で妬かれました 表紙

「泣いて縋られても困る」と婚約破棄されたので、仕返しに犬猿の公爵へ求婚したら、恋人役のはずが本気で妬かれました

「君が僕を好きなのは分かっている。でも、泣いて縋られても困る」 別の女性を隣に立たせ、夜会で婚約破棄を告げたフェルナン。 彼は伯爵令嬢レオニーが傷つくことより、自分を追って騒ぎを起こすことを心配していた。 泣くとしても、あなたの前だけはご免だ。 踵を返したレオニーの前にいたのは、顔を合わせれば言い合いになるベルクール公爵だった。 「私と結婚していただけませんか」 思わず口にした求婚を、公爵は笑って受け入れる。 そのまま手を取られ、元婚約者の目の前で踊ることに。 二人きりになって明かした、仕返しのための求婚。 公爵はそれも承知で、三週間後の大夜会まで婚約者を演じると約束した。 手を取るのも、顔を近づけるのも、彼は少しもためらわない。 言い返しても笑って返してくる彼といると、レオニーも言葉を飲まずに笑えた。 ところが、元婚約者を妬かせるために口づけを頼んだ時、公爵は初めて拒む。 恋人のふりなら、あんなに上手だったのに。 どうして、その口づけだけは駄目なのか。 もう一度会いたいと思う理由が、いつの間にか仕返しではなくなっていく。 犬猿の二人が偽の婚約から始める、全6話の恋愛短編。ハッピーエンド。
恋愛 完結 短編
文字数 11,744
『平民の娘など認めない』と婚約破棄されたので、母を連れて夜会に行ったら、国王陛下が走ってきました 表紙

『平民の娘など認めない』と婚約破棄されたので、母を連れて夜会に行ったら、国王陛下が走ってきました

「平民の娘など、認めない」 婚約者にそう言われて、婚約を破棄された洗濯屋の娘ミーナ。 手元に残ったのは、自分宛てに届いた王宮の夜会の招待状と、「同伴者を一人」の文字だけでした。 「夜会って、どんなところかしらね。一度、見てみたかったのよ」 母の一言で、荷馬車に乗って王宮へ。 壁際で母の手を笑われた、そのとき――。 扉が開き、疲れた顔の国王陛下が、ふと鼻を動かしました。 「……お日様の、匂い」 広間のど真ん中を、陛下が走ってきます。
恋愛 連載中 短編
文字数 7,110
陛下の看病の手柄は双子の妹に、熱のぶり返しは私に。王宮を出された令嬢ですが、七歳の王子さまが「ほんものは結び目が二つ」と追ってきます 表紙

陛下の看病の手柄は双子の妹に、熱のぶり返しは私に。王宮を出された令嬢ですが、七歳の王子さまが「ほんものは結び目が二つ」と追ってきます

落馬した陛下を六晩看病したのは姉のヴィルジニーなのに、双子の妹は王妃さまに「初めの夜から私が」と涙で訴えた。妹に任せた三晩で陛下の熱はぶり返し、その責めだけを着せられたヴィルジニーは王宮を出される。けれど七歳のリオネル殿下は「ほんものは結び目が二つ」と袖の結び目をほどかず、王位を辞退した本好きの侯爵オクターヴは、彼女の手順を古い本の余白に書き留めていた。手当ての最後に結ぶ二重の結び目が、同じ顔をした妹の嘘をほどいていく。全七話。
恋愛 完結 短編
文字数 12,463
従順な婚約者の辞め方 表紙

従順な婚約者の辞め方

「君のためを思って言っているんだよ」 公爵令息ディートリヒは、今日も婚約者のリゼットに優しく微笑みかける。 家柄も容姿も申し分なく、誰に対しても紳士的な彼は、社交界でも評判の好青年だった。少々不出来な婚約者を根気よく指導し、何があっても見捨てない。その献身的な姿は、周囲から羨望の眼差しを向けられていた。 けれど、リゼットにとって、その優しさほど恐ろしいものはなかった。 公爵家との婚約は、家族と領民の生活を守るため、決して解消できないものだった。どれほど理不尽な扱いを受けても、彼女は微笑み、謝罪し、従順な婚約者を演じ続けるしかない。 そんなリゼットを、ディートリヒは誰よりも自分を愛する健気な女性だと信じて疑わなかった。 彼女が何を考え、何を望んでいるのか、一度も尋ねたことがないままに。
恋愛 完結 短編 R15
文字数 50,199
【完結】私が死んだ日、家族はようやく真実を知った 表紙

【完結】私が死んだ日、家族はようやく真実を知った

父にも母にも、実の兄にも、婚約者にも信じてもらえなかった公爵令嬢エリシュカ。 すべては、愛らしい妹ズザナの嘘と策略によるものだった。 身に覚えのない罪で家族から勘当され、婚約まで破棄されたエリシュカは、絶望の末に国を去る。そして、死んだものとして扱われることになった。だが、彼女を失った家族は、やがて自分たちがどれほど愚かだったかを知ることになる。 一方、エリシュカは北の公爵ラドミールに救われ、初めて自分を信じ、愛してくれる人と出会っていた。 今さら謝られても、もう遅い。 これは、愛を失った令嬢が本当の幸せを手に入れ、彼女を裏切った者たちが後悔する物語。
恋愛 完結 短編
文字数 22,188
微笑む公爵令嬢は、全てを憎んでいる 表紙

微笑む公爵令嬢は、全てを憎んでいる

妹リーシュに婚約者を奪われ、夜会で婚約者リザルドに冤罪で断罪された公爵令嬢アニスタ。 アニスタは夜会を後しにそのまま修道院へ入る。 彼女が去った公爵家と伯爵家は、これまで隠されていた問題に直面し、崩壊の危機に陥っていく… よくある婚約破棄ものです。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 14,893