冒険日記
かつて神を封じし地、
今は魔がはびこる世界――。
治安は崩れ、人の心は闇に沈み、
空には光が届かない。
そんな絶望の時代を旅するのは、六人の若き者たち。
魔法剣士として名を馳せる英雄アルヴェイン・カグラ、
彼を陰から支える“魔力の泉”とも呼ばれる弟、ノクス・カグラ。
癒しの巫女ユイナ、豪胆な槍使いテンマ、
火と風を封ずる陰陽師イズナ、
沈黙の射手ナトリ――
それぞれが異なる力と過去を持ち、
ただひとつの目的のために、闇の地を行く。
ノクスは戦わない。
けれど、その魔力は、仲間の限界を越えさせる。
世界が滅びに向かう中、
彼らは「誰かを救う」ために剣を取り、術を放つ。
そして語り継がれる――
「六つの影が朱き獣を封じし夜」の昔語り。
和と剣と術が交差する、静かなる群像戦記。
これは、滅びゆく世界を旅する六人の冒険譚――
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