プールサイドの境界線
「親友」という特等席は、俺を焼き尽くす檻だった。
水泳サークルの同期で、自他共に認める「ニコイチ」の親友、陽翔。
眩しいほどの太陽(ひかり)であるあいつの隣は、俺にとって唯一の居場所であり、同時に地獄でもあった。
肩が触れ合う距離。混ざり合う汗と塩素の匂い。
「お前は最高の親友だ」と笑うあいつに、俺は何度殺されただろう。
抑えきれない欲情を、自分を痛めつけるような筋トレの負荷にすり替えて、
今日も俺は「最高の親友」という仮面を被り続ける。
――あの日、あのシャワー室で、あいつの「秘密」を暴いてしまうまでは。
触れてもいいのに、愛せない。
親友という名の地獄に溺れる、俺の壊れるほど一途な恋の記録。
水泳サークルと「競パン」バイトを舞台に、「親友」と「恋愛」の境界線に苦しむ、切なくて熱い青春BLです。
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今日も俺は「最高の親友」という仮面を被り続ける。
――あの日、あのシャワー室で、あいつの「秘密」を暴いてしまうまでは。
触れてもいいのに、愛せない。
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