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女たちが奪うリングの頂点⑥/『女帝の遺志――篠崎沙也加、最後のリング』 表紙

女たちが奪うリングの頂点⑥/『女帝の遺志――篠崎沙也加、最後のリング』

直美が帝プロへと旅立ち、ブレバリーズに新たな時代が訪れようとしていた。 ――しかし、その裏側で、団体を揺るがす巨大な危機が迫っていた。 社長・新崎仁志が突如として姿を消した。 そして発覚する、会社資金の持ち逃げ。 ブレバリーズは、存続そのものが危ぶまれる経営危機に陥っていた。 その事実を、直美には伝えられなかった。 未来を託したばかりの彼女に、余計な重荷を背負わせたくなかったからだ。 沙也加は、社長代行として一人で責任を背負い、選手たちの前では平静を装い続ける。 だが、危機はそれだけでは終わらなかった。 かつてブレバリーズと対立した「拳激」が、再び姿を現す。 環が襲われ、志桜里までもが深い傷を負う。 そして拳激は、ブレバリーズに対して、団体存亡を賭けた勝ち抜き戦を突きつけてきた。 ――敗北すれば、ブレバリーズは解散。 傷ついた選手たち。 離脱した直美。 戦線を離れた環と志桜里。 残されたSatomi、修平、瑠璃。 誰もが不安を抱えながら、それでも団体を守るために立ち上がる。 やがて始まる、ブレバリーズ対拳激。 最初の戦いで敗れる修平。 続くSatomiも、圧倒的な苦境に追い込まれる。 そして――。 「ブレバリーズ、三人目……伝説の女帝、復活!!」 リングに呼び込まれた名前は、 ――篠崎沙也加。 一度はリングを退いた女帝が、再び戦場へ戻ってくる。 しかし、その前に立ちはだかったのは、かつてブレバリーズを支えた男――高本義弘だった。 傷ついた身体。 限界を超えた右脚。 それでも沙也加は、倒れない。 そして彼女の前に、もう一人の「未来」が帰ってくる。 帝プロの大舞台を制し、チャンピオンベルトを手にした直美。 師と弟子。 過去と未来。 二人の女王が、同じリングに立つ。 果たしてブレバリーズの運命は――。 そして、女帝・篠崎沙也加が最後に残すものとは――。 これは、ひとりの最強レスラーの物語ではない。 誰かを守るために立ち上がった女帝が、次の世代へ託す「遺志」の物語。 沙也加の炎は、消えるのか。 それとも――新たな女たちへ、受け継がれていくのか。 シリーズ第六弾。 **『女帝の遺志――篠崎沙也加、最後のリング』** 女帝、最後の闘いが始まる。
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