伯爵令嬢が効率主義の権化になったら。 〜第二王子に狙われてるので、セシリアは口で逃げてみせます〜

「楽しみだなぁ」
 第二王子・アリティーは、全てが自分の思い通りになると信じてやまない男だった。
  
 ◇ ◇ ◇

 
 華々しい社交界デビューを飾り、それ以降も何かと目立っている伯爵令嬢・セシリア。
 デビューの日にドレスをジュースで汚された件も落ち着いて、やっと美味しく紅茶が飲めると思いきや、今度は社交界デビューであったもう一つの珍事・セシリアが王族から『第二王子・アリティーと仲良くする権利』を与えられた件が、遂に水面下で動き出す。
 

 今度の相手は、めげない曲者権力者。
 そんな彼に、義務以外の無興味事は全てゴミ箱にポイしたい伯爵令嬢・セシリアが、社交力と頭脳で立ち向かう。

 そう、全ては己の心の平穏と、優雅なティータイムのために。
 

  ◇ ◆ ◇


最低限の『貴族の義務』は果たしたい。
でもそれ以外は「自分がやりたい事をする」生活を送りたい。

これはそんな願望を抱く令嬢が、何故か自分の周りで次々に巻き起こる『面倒』を次々へと蹴散らせていく物語・『効率主義な令嬢』シリーズの第6部作品です。

※本作品までのあらすじを第1話に掲載していますので、本編からでもお読みいただけます。
 もし「きちんと本作を最初から読みたい」と思ってくださった方が居れば、第2部から読み進める事をオススメします。
 (第1部は主人公の過去話のため、必読ではありません)

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 ●物語第1部・第2部へのリンク
 ●本シリーズをより楽しんで頂ける『各話執筆裏話』へのリンク

 
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