2LDKの聖者様

いつも通りの昼休み。焼肉弁当の袋をぶら下げてぼんやり信号待ちをしていた信之の斜め前に立ち、同じく信号待ちをしていた青年が急に視界から消えた。えっ?と思い視線を向けると、そこには助けを求めながらブラックホールの様な真っ黒い穴に沈み込んでいく青年の姿が。周囲は騒然。徐々に消えていく青年が伸ばした手を信之は咄嗟に掴んだ。

異世界に落っこちた聖者様と、巻き込まれた善人のお話。
24h.ポイント 0pt
0
小説 183,973 位 / 183,973件 BL 23,793 位 / 23,793件