捨てたのは、そちら
トルッツィ伯爵家の跡取り娘であるアダルジーザには、前世、前々世の記憶がある。
そして、その二回とも婚約者であったイラーリオ・サリーニ伯爵令息に、婚約を解消されていた。
理由は、イラーリオが、トルッツィ家よりも格上の家に婿入りを望まれたから。
「だったら、今回は最初から婚約しなければいいのよ!」
そう思い、イラーリオとの顔合わせに臨んだアダルジーザは、先手を取られ叫ばれる。
「トルッツィ伯爵令嬢。どうせ最後に捨てるのなら、最初から婚約などしないでいただきたい!」
「は?何を言っているの?サリーニ伯爵令息。捨てるのは、貴方の方じゃない!」
さて、この顔合わせ、どうなる?
もう悪縁としか言いようがない。誤解があって、なら、同情もあったかもしれませんが、駄目じゃん。あと嫉妬してほしかったって、どうしてこの手の男は‥以下略。2番手、3番手に出会う男性が彼女にとって最良であったという事を願うばかりです。
ラストはとても良かったですが
お話としてのバランスも纏まりも文句無しでしたが
方向性だけ
2度と共に歩く気のない女と
今回はダメでも次は‥の男
完全に道が分かたれてるのに
神頼み、未来は不透明!End‥的なのは
ちょっと残念でした。
作者様的には彼にはグレーなチャンスを残されたのねぇ。
個人的には
今世、別れて生きて、互いに死んで、
死して転生前の薄明の世界で
「有難う御座いました、これでもう来世は要らない」
と消えていく彼女を
「えっ?これっきり?俺は?」とばかり
呆然と見送る‥とか、
もしくは彼女が今世の夫と手を取り合って
「貴方とだったら転生してまた来世でも逢いたい」
と言いながら、彼を一顧だにせず転生していく彼女を
なす術なく見送る
とかまで見たかった気が。
一読者の主観、好みの話なんですけども。
グレーよりちゃんと切って欲しかったかなと。
話が通じなさ過ぎて気持ち悪い域になってますね、この自己満足野郎。他人の意見を鵜呑みにしないでコミュニケーション取ってれば誤解もないのにこの手の人間の根底にあるのって自分は正しいなので後悔することはあっても反省しないんですよね、ラストも無駄に前向きだし。結末には納得です。
彼女の最後の一言が心からの願いだと気付いてようやく身を引いた。
本当に良いラストでした。
どう頑張ってもこの男とは縁がなかったんだと思います。
そういう関係もありますよね。
是非ヒロインちゃんには今世で幸せになって下さい!
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