死にたくないので婚約ご遠慮します
「お願いします。死にたくないんです。私との婚約は、嫌だと言ってお断りください。この通りです。お願いします」
伯爵家長女アイリーン・ドレイク十二歳は、婚約者となる相手との顔合わせの日。
その相手が前世の推しだったことに気づき、破滅する己が未来を変えるため、九十度お辞儀で嘆願するも受け入れられず。
どうして婚約を回避したいのか、洗いざらい吐かされ『僕の成長を、すぐ近く。特等席で見守るといいよ』という、魅力的な誘い文句に成す術もなく陥落した。
ゲームのヒロインが登場するまで、あと三年。
その間は、特等席で推しを見守るご褒美を堪能しようと決めたアイリーンと、そんなアイリーンを最初から気に入って、離す気などさらさら無い推し・・ブラッドフォード・アーサーズ公爵子息の恋物語。
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