死に戻り妃は犯人を知っている
☆☆☆祝・『第1回新エンタメ小説大賞』奨励賞受賞★★★
後宮の末席妃・明霞は、夜の蓮池で寵妃・玉蘭が殺される瞬間を目撃する。
犯人は――公正で慈悲深い妃として知られる雪慧。
だが次の瞬間、明霞はすべての始まりである朝へと戻っていた。
冤罪、毒香、偽の産着、消された記録、名もなき子供。
同じ日を繰り返す度、明霞は後宮に隠された真実へ近付いていく。
けれど、犯人を知っているだけでは誰も裁けない。
証なき声は握り潰され、真実は権力の都合で焼かれていく。
殺される女にも罪がある。
殺す女にも理由がある。
それでも明霞は決めた。
誰も殺させない。
誰の声もなかったことにはさせない。
これは――犯人を知っている妃が証拠と記憶を武器に後宮の闇へ挑む、死に戻り中華後宮ミステリー。
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