優しいだけの悪女ですが~役立たずだと虐められた元男爵令嬢は筆頭騎士様に愛されて幸せです~
「お前の白髪は気持ち悪い。婚約破棄されるのも納得だわ」
『役立たず』『忌み子』『無能』と罵られたフランク男爵家の一人娘であるアンネローゼは両親を亡くしてロンディウム公爵家に身を寄せていた。
日に日に酷くなる虐めのせいで生きる活力を失うアンネローゼだったが、迷っている人に道を教えたら、人生が一変。
「私と共に来い」
「ほえ?」
アンネローゼが救った迷子の男は悪名高き英雄シグルド・ロンディウムだった。冷酷非道という噂が流れていたシグルドは生来持つ魔力の強さから他人に恐れられていた。しかし、魔力を持たないアンネローゼには彼の体質は効かなくて……。
「君と一緒にいると動悸がする」
「君は私だけのものだ。誰にも渡さない」
「ずっと傍にいてくれないか?」
これは、騎士に憧れる優しいだけの女の子と強すぎる魔力のせいで孤独だった男が、お互いの心を癒し、愛し合う物語。
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