レターレ・カンターレ
芸術大学の大学院で音楽を学ぶ三喜雄(みきお)は、声楽専攻科の杉本(すぎもと)教授から突如呼び出されて、他の音楽大学の辻井(つじい)教授の研究を手伝うよう命じられる。辻井は音楽教育と音楽療法の研究をしており、三喜雄が依頼されたのは、老人ホームのクリスマスコンサートで歌うことだった。三喜雄は新曲への興味から、演奏時間10分の「恋するくじら」を、2ヶ月半で仕上げることを了承する。
初練習の日、三喜雄は共演者である篠原(しのはら)が、高校時代に懇意にしていた後輩・高崎(たかさき)に似ていることに驚き、軽く動揺する。篠原は美声の持ち主だがその歌にはやる気が見えず、頭に来た三喜雄は、歌が終わるなり篠原と衝突してしまう。しかしその翌週、篠原は謝罪してきて、三喜雄もあらためて一緒に曲を仕上げていく気になる。
練習を進めるうち、三喜雄はこの歌が、高崎に絡む高校時代の悔やまれる思い出を呼び起こすことに戸惑う。一方篠原も、この歌を歌いたくないと最初に言ったのは、曲が自分に合わないこと以外の理由があるらしくーー。
『あいみるのときはなかろう』『彼はオタサーの姫』のバリトン歌手・片山三喜雄の、大学院1年目のアナザーストーリー。BL要素はありません。両作品未読でも、お楽しみいただけます。両作品のキャラがチラ登場するので、読了してくださっているかたにはちょっと楽しいかもしれません。
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小競り合いはキュンとしますね。最初ギクシャクしてた二人の距離が近づいたのがわかります。そして篠原くん、もしや意識してるのでは?と思っちゃいますね(*^^*)
たらこ飴さま、本日は2度も感想をありがとうございます♡『ともだちは海のにおい』のいるかとくじらは、ずっと読んでいると"かなり"親しいことがわかるのですが、その辺を狙っています笑。男子同士の関係って、ラブギリギリのことも割とあると思うのです……。
確か1/fゆらぎは宇多田ヒカルさんや美空ひばりさんも持ってるみたいですね。宇多田さんの声は聴いていると心地よいですもんね。
たらこ飴さま、どうもありがとうございます! 1/fゆらぎが全てだとは思わないものの、やはり息長く歌い続けて熱心なファンを獲得している歌い手は、持ってるかたも多いですよね。
三喜雄くん、これはトラウマになりますね(T ^ T)
気持ちを知っていながら、無理なことを強要しようとする部長もこわい。人間の嫉妬と欲ほど恐ろしいものはないですね。
たらこ飴さま、この度もありがとうございます。「あの時ああしていれば」といった出来事は、実はどう振る舞っていても同じ結果になる場合が多いと思います。
嫉妬を素でぶつけてくる人、ほんと怖いです。近寄らない方がいいです。
篠原くん、そんなことが……。
篠原くんのせいではないと思いますが、責めてしまう気持ちはわかります(T ^ T)
彼が最初乗り気でなかった理由がわかりました。
たらこ飴さま、ありがとうございます。どうにもならなかったことに責任を感じたり、ずっと悔やんだりって、程度は違えど誰しもあると思います。
個人的な感覚では、篠原くんのような案件は、落ち着くまで10年必要かと……。
伏魔殿という言葉をきいて、前にみていた某韓国ドラマを思い出しました。
子供達に声楽をやらせている親達が出てくるんですが、大人も子供も嫉妬と欲望が渦巻いていて足引っ張りは当たり前。すごい怖かったです……。
たらこ飴さま、いつもありがとうございます。日本のクラシック業界は、良くも悪くも韓国ほど激しくないと思います(子どもに音楽の習い事をさせている親は、日本でもヤバい場合があります)。伏魔殿という言葉が、田中真紀子さんの発言以来、割と好きだったりしますね……。
高崎くん関連で、何か苦い思い出があったのでしょうか……。
篠原くん、最初の印象と変わってきました。気遣いのできる子ですね。
本日2つ目の感想、本当にありがとうございます(涙)!
そう、いろいろあったのです……当の高崎くんよりも、三喜雄にとってトラウマ度が高いかもしれません。
篠原っちは、いい子です。たぶん、育ちがいいですね。
またまた感想失礼します。
私もモーツァルト好きです。
恋するくじら🐳YouTubeで聴いてみたのですが、演奏者にもよるかもしれませんがバリトンとテノールの人が結構コミカルに動くんですね。
素敵な曲でした!
追記
この作品を勝手にXにて宣伝させていただきました。誰かみてくれたら良いけど……(*^^*)
たらこ飴さま、いつもありがとうございます! 私もかなりモーツァルティアンです(ナカーマ)。でも演奏するのは難しいんですよね……。
「恋するくじら」のいるかは、ソプラノかテノールで、という指示があります。個人的には、男声2人のほうが、らしさが出るかなと思います。
XのTLに流れてきました!ほんとにありがとうございます、24hポイントが伸びてきましたよ♡
この業界の事情が垣間見え興味深いです。
個人的にもっと伸びてほしい作品であります。
たらこ飴さま、この度もありがとうございます。日本の声楽業界、多少癖は強いと思います(笑)。ジャンル的に難しいので、見つけてくださったかたに刺さればいいかな、とも。少し宣伝も増やしてみます、ありがとうございます♪
最初の工藤直子さんの文素敵です。
たらこ飴さま、どうもありがとうございます♪ 『ともだちは海のにおい』は、最初から最後までこんな調子で、ちょっとおもしろいです。ご興味があれば是非。
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