『この想いは、君に届かないと知っていた。』

学園一の優等生・氷川遥は、容姿端麗・成績優秀・誰にでも優しい完璧人間。
そんな彼の隣には、いつもいる一人の不良生徒――赤城一真。
喧嘩っ早くて無口で、不器用な一真は、なぜか遥にだけ心を許していた。

だけど遥は知っていた。この距離のままでいなければ、壊れてしまう関係だと。

「君の隣が、いちばん遠い」
想いを隠して、微笑む遥。
でも――ある放課後、壊れたはずの均衡が、ふたりの胸をかき乱しはじめる。

○登場人物

氷川 遥(ひかわ はるか)
 :クール系優等生。実は一真に片想い中。笑顔の奥に本音を隠すタイプ。

赤城 一真(あかぎ かずま)
 :喧嘩っ早い不良。遥にだけ懐いているが、自分の気持ちに不器用で鈍感。
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