――貴方はわたくしの装飾品ですわ 彼女は確かにそう言った
「わたくし、飽きましたの」
婚約者のアルヴァにそう告げられ、婚約を解消したエリアス。
彼女にとって、美貌だけが取り柄の自分は「装飾品」だった。それだけの関係だったはずだ。
ところが三年後。結婚と離縁を経て、領地の借金に頭を抱える彼の前に、アルヴァが再び現れる。
これは、生真面目な侯爵と本心の見えない成金令嬢の物語。
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