彼岸の彼方へ月見草の花束を
たとえ忘れてしまったとしても、必ずまた会いにいくよ。
毎年同じ日になぜ『そこ』へ行くのか。
理由は自分にも分からない。
名前も、何も思い出すことさえ。
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いつしか消えてしまう彼女の記憶と想い出をめぐる、彼岸と現世の境界で交わされた感謝と約束の物語。
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