いかに誰の人生の背景になれるのか
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この世に何ひとつ残せないまま大人になっていく──
そんな焦りを抱える柳原淳弥は、高2への進級を境に奇妙な夢を見るようになる。
それは他人の痛みだけを抜き取ったような断片的な映像。
夢の意味を読み解くうちに、
ただの「誰かの人生の背景」でしかないと思っていた自分の存在の捉え方について僕は考えるようになる
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