悪徳栄えるこの街で、悪食娘は夢を見る。
とある街の路地裏で、記憶喪失の少女は目を覚ます。失った記憶はさておいて、何故そこに居るのかも後回し。ひとまずは鳴り止まぬ腹の音を止めねばならぬ。そんな少女は閃いた。周りに溢れる自分と似た形の生物……『これならば、いくら食べても無くならない』かくして目覚めた『悪食娘』。彼女の行く末は何処へやら。
そして、そんな彼女の目覚めたこの街……[陸の孤島][掃き溜め][悪とクズの巣窟]そう言われ続け、本当の名を知るものが居なくなった街、通称『ダスト・タウン』では、その日をきっかけに混沌とした宴の日々が幕を開ける……のだが、それはまだ誰も知らない。
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