悪人 ―天下人・織田信長、乾坤一擲の戦に臨む―
天正四年(西暦一五七六年)、五月七日。摂津国天王寺。
石山本願寺攻めの拠点である天王寺砦に籠もる明智光秀以下三千の将兵が、本願寺勢一万五千の兵に囲まれ、絶体絶命の危機的状況。
今日明日にも陥落する恐れがあると聞きつけた織田信長は、敵中で孤立する将兵を助けるべく救援に向かう事を決意。但し、手勢はたったの三千!
一方、凄腕の鉄砲撃ち手・雑賀孫一は、滅多に戦場へ出て来ない信長の命を虎視眈々と待っていた……!
天下布武に立ち塞がる強敵・石山本願寺を倒したい、織田信長。
苦しむ浄土真宗の門徒達を救いたい、顕如上人。
顕如上人から重要な“願い”を託された男、雑賀孫一。
それぞれが譲れない戦いが、天王寺の地でぶつかろうとしていた――!!
◇メフィスト賞2021年上期 落選作品 ◇
(『悪人』より改題)
※この作品はメフィスト賞2021年上期に応募した作品に加筆修正を加えております。
※作中の読経は浄土真宗真宗大谷派のものを参考にしています。
◆この作品は『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n0340ha/)』でも掲載しています◆
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