世界で一番やさしいリッキー

※ライト文芸大賞エントリー中です。

榎本力也は、「私」山崎かなの幼なじみ兼同級生の小学六年生。
いつも軽口ばかり叩いて人を傷つける「露悪的」な彼に、「私」もみんなも呆れている。

けれど、幼い頃は優しかったはずの彼には、今でもちょっとはいい所が残っている。

誰に対しても平等(にいじわる)だし、友だちがいじめられていたら本気で怒る。
それにワクワクすることを考えつくのが得意だ。

根っからの悪い奴ではないのに、彼はどうしてこんなに「露悪的」になったのだろう?

疑問に思った「私」は、彼の家庭のある変化に気がつく。
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