花月の夜、黒狼のぬくもりに抱かれて
森の中にある狼獣人の集落で、リナは義兄のオルグと二人、穏やかに暮らしていた。
この村に住む狼獣人の男たちは、大きな狼の姿へと変わり、狩りや村の守りを担っている。
春に訪れる花月の日は、森に住む獣人たちにとって特別な日。その日の夜は、番となる相手を探したり、想い合う相手と絆を深めたりする。けれどリナは、毎年その夜を一人で過ごしていた。
子供の頃からいつも自分をその大きな体で守り、大切にしてくれるオルグ。リナは兄のそばに他の女性が近づくと落ち着かず、気づけば二人の間に入って邪魔をしてしまう。
リナはまだ知らない。オルグが向けてくる想いが、家族への情だけではないことを。
成人向けシーンは予告なく入ります。
ムーンライトノベルズ様にも公開しています。
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******
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