「僕の軍服を脱がせていいのは、あなただけです」〜針仕事しか能がないと追放された私、遺品の銀鋏で年下英雄を救ったら激重執着で囲い込まれました~
仕立て屋令嬢フロランスは、元婚約者の悪徳商会長に技術を搾取された挙句「針仕事しか能がない女」と借金を背負わされ追放される。彼女の裁縫箱には、伝説の宮廷縫製師だった師匠の形見——【断裁の白銀鋏(シザー・オブ・テミス)】があった。布地だけでなく、人に縫い付けられた悪意や呪詛の魔力糸だけを肉体を傷つけずに断ち切る魔導鋏。
最前線の要塞都市へ流れ着いた彼女の前に現れたのは、国家最年少で総督に就任した若き英雄フェリクス。呪われた軍服に蝕まれ狂乱寸前の巨躯の年下総督を、フロランスは冷静な採寸と銀鋏の技で救い出す。呪縛から解放された若き総督は、澄んだ敬語の裏に獰猛な独占欲を宿し、「僕の身体の形を覚えた責任、取ってくださいね」と仕立て台の上で迫り――。
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☆★
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