占い師令嬢は自分を占って勝ちルートを探ります

 僕は占いなんて信じない。
 さようなら、ラウラ。
 大貴族ハインツ・フィッシャーから婚約破棄され、泣き崩れる辺境伯令嬢ラウラ・エルツェンブルク。
 彼女は、エルツェンブルクの長女であり、占い師であった。

 悲しみの続く日々の中、占いだけは欠かさず続けた。
 そしてある日、思いついた。

 そうだ。自分のことを占えばいい!
 そんな発想に至った。

 そして、運命の人フェリックス・ヴェルナーと邂逅を果たす。今度こそ幸せな結婚を掴みたい。人生を逆転させる為にも、ラウラは占い続ける……!
24h.ポイント 0pt
20
小説 184,189 位 / 184,189件 恋愛 56,030 位 / 56,030件