発明家らしく復讐してみせます
研究者であるオリヴィアは写真機の開発を進めていた。
彼女は伯爵令息のドミニクと婚約していたが、彼は手伝うどころか、その手柄を横取りしてばかり。
その上アビーという女と浮気もしていた。
それでもオリヴィアは寝る間も惜しんで働き続け、ようやく新型の写真機を完成させることに成功する。
だが喜んだのも束の間、ドミニクが起こした事故により、研究所にあった全ての機材が駄目になってしまう。
途方に暮れる彼女にドミニクは言った。
「この事故は全て、お前がした事にするんだ」と。
こうしてオリヴィアは全ての罪と責任を負わされ、莫大な借金を背負わされることになったのだ。
オリヴィアを捨ててドミニクは国外に逃亡していた。
しかし数年後、本国の様子を見るために戻ったドミニクは腰を抜かす。
オリヴィアが写真機を遥かに上回る発明をして、一躍有名になっていたからだ。
そしてオリヴィアの世紀の大発明によって、彼らのやってきた悪行はまさに衝撃的な方法で暴かれ、後世に語り継がれる汚点として歴史に名を残すことになるのだった。
※小説家になろうで2026年06月14日に投稿していたものです。
彼女は伯爵令息のドミニクと婚約していたが、彼は手伝うどころか、その手柄を横取りしてばかり。
その上アビーという女と浮気もしていた。
それでもオリヴィアは寝る間も惜しんで働き続け、ようやく新型の写真機を完成させることに成功する。
だが喜んだのも束の間、ドミニクが起こした事故により、研究所にあった全ての機材が駄目になってしまう。
途方に暮れる彼女にドミニクは言った。
「この事故は全て、お前がした事にするんだ」と。
こうしてオリヴィアは全ての罪と責任を負わされ、莫大な借金を背負わされることになったのだ。
オリヴィアを捨ててドミニクは国外に逃亡していた。
しかし数年後、本国の様子を見るために戻ったドミニクは腰を抜かす。
オリヴィアが写真機を遥かに上回る発明をして、一躍有名になっていたからだ。
そしてオリヴィアの世紀の大発明によって、彼らのやってきた悪行はまさに衝撃的な方法で暴かれ、後世に語り継がれる汚点として歴史に名を残すことになるのだった。
※小説家になろうで2026年06月14日に投稿していたものです。
あなたにおすすめの小説
「真実の愛は何よりも優先される」と婚約破棄した王子、「ですよね!」と言われる。
誕生祝賀会で第一王子から突きつけられた、理不尽な婚約破棄。
王子は胸を張って言った。「真実の愛は何よりも優先される!」と。
だが、公爵令嬢も、その父である宰相も、そして偶然(?)その場に居合わせた隣国の第二王子も、全員が内心でガッツポーズを決めていた。
「あの王子なら、必ず考えなしな計画を実行する。それに関しては信頼していた」
愚行を完璧に計算に入れて動いていた公爵家による、おそろしくスピーディーな王権強奪(セルフ自滅)の記録。
※全4話+番外編1話のサクッと読める短編です。凄惨な不幸描写はありません。後味爽快な論破劇をお楽しみください。
※2026/07/28 関連作品に接続するために若干修整した「スピンオフルート」を追加しました。
ーーーーーーーーーー
【「ですよね!シリーズ」について】
本作は「ですよね!シリーズ」の第1作目です。
◆ シリーズラインナップ
・1作目:『真実の愛は何よりも優先される』と婚約破棄した王子、「ですよね!」と言われる。(※本作)
・2作目:『お姉様、そのネックレス素敵ね』と微笑んだ義妹は、何も欲しがっていない件について
・3作目:追放されない重戦士は、商人になりたかっただけなのに
・4作目:婚約破棄で返り討ちにされた元王子、「真実の愛」で世界を救う?
幼馴染を囲う夫に、破滅を贈ります
結婚式当日。
幸せの絶頂で教会へ向かう途中、見知らぬ女に平手打ちされたエリアーナ。
「あなたさえいなければ」と叫んだのは、夫の最愛の幼馴染だという女。
それでも経済的に困窮する実家を救うため、エリアーナは泣き寝入りするしかなかった。
【完結】私の出産日に初恋の人を選んだ夫、あなたを彼女に返品します
「子供っぽい嫉妬はやめろ」私が命懸けで出産した日、夫のヴィンセント侯爵は初恋の人の所へ行ってしまった。理由を説明して欲しいと言うと、子供っぽい嫉妬をやめろと厳しい声で言われてしまう。しかも初恋の相手がいきなりやってきて「侯爵様は昔から私を命懸けで助けてくれるんです」と悪びれもせずに言い放った。妻よりも初恋相手を優先する夫は必要ないので私は夫を初恋相手へ返品した。すると生まれてから一度も人に頭を下げたことのないヴィンセントが、ボロボロになって私に頭を下げてきて⋯⋯。
私のことは放っておいてください、旦那様
「君を愛することはない。私には心に決めた人がいる。形だけの妻として、大人しく過ごしてくれ」
アルベルトの声音には、一切の感情が籠もっていない。
しかし、新婦であるエルザの胸中に去来したのは、悲哀ではなかった。
(……え? 本当にいいの?)
エルザは睫毛を微かに震わせ、俯いた姿勢のまま、必死に口元の歪みを抑えていた。
(愛されなくていい。つまり、妻としての情愛を強要されない。旦那様の機嫌を伺って、夜怯える必要もない。しかも、公爵家の潤沢な予算で衣食住は完全に保証されている……。これって、最高に割の良いニート生活の始まりじゃない!?)
エルザの脳内では、すでに薔薇色の未来予想図が高速で描かれ始めていた。
旦那様にはどうぞ心に決めた愛人の方と、末永く仲良くしていただきたい。
自分はその影で、誰にも邪魔されずに読書をし、お菓子を食べ、庭をいじり、自由という名の果実を貪るのだ。
患っているのは貴方達では?
第三王女が“不治の病”にかかり、その症状を緩和出来るのは近衛騎士のヴァルランだけ──。
そのヴァルランの婚約者であるミザリーは、“王女と騎士の叶わぬ恋”に酔う周囲と婚約者にウンザリしていた。
そんな中、ミザリーにも“不治の病”に似た症状が現れ──?
王女と病弱幼馴染みテンプレを混ぜて仮病じゃないパターンで練ってみました。
皇后陛下は失恋令嬢を休ませない
皇太子に「好きな人ができた」と婚約破棄を告げられたアンネリーゼ。
ずっと彼を好きだったアンネは家に帰って号泣する――が、三日後には皇后陛下の前で婚約破棄のための交渉を始めていた。
そんな彼女に皇后が与えたのは、傷心旅行という名の外交任務。
「隣国ザッセンの大公女と、敵国プロイツェンの王子との婚約を阻止せよ」
婚姻が成立すれば、二国の結びつきはそのまま軍事同盟となる。
そこでアンネは、大公女がかつて想いを寄せていた国内貴族フェルディナントに目をつける。
家柄よし、評判よし、民衆人気もよし。
足りないのは、ただひとつ――覚悟だけ。
「あなたが三つ目の選択肢になるのです」
皇后の腹心クラウニッツと裏で手を回し、貴族を動かし、民衆を味方につけ、他人の恋路まで国家外交に利用するアンネ。
ところが、その動きを敵国プロイツェンの第二王子アウグストに見抜かれてしまう。
しかも彼は、アンネが誰かの陰に隠してきたその能力に興味を持ったようで――?
自分の恋にはめっぽう弱い。
けれど、他人の恋と国家の命運なら話は別。
婚約破棄された伯爵令嬢アンネリーゼの、傷心する暇もない外交お仕事物語。
伯爵様から愛妾を迎えるから出て行けと言われたので喜んで離縁しました!
伯爵夫人であるヴァランティーヌは、夫のエリファスから冷遇され、家政婦のように扱われる日々を送っていた。ある日、エリファスは美しい女性クロティルドを本邸に連れ帰り、「彼女を愛妾にする。お前との婚姻は終わりだ」と冷酷に離縁を言い渡す。ヴァランティーヌは引き留めることもせず、静かにそれを受け入れて館を去った。
自由の身となった彼女を待っていたのは、以前から彼女の類まれなる意匠の才能と清らかな心を慕っていた、隣国の若き公爵カジミールだった。カジミールの領地で温かく迎えられ、本来の輝きを取り戻していくヴァランティーヌ。
一方、彼女を失った伯爵邸は、ヴァランティーヌの細やかな差配がなくなったことで急速に機能不全に陥り、没落の一途をたどる。激しい後悔に苛まれたエリファスは彼女を連れ戻そうとするが、そこには驚くべき真実と、完璧なまでの「ざまぁ」が待ち受けていた。