君に会いに行くよ~途切れた風のつづき~
与えられた人生を、ただ生きている、高校三年生の安井陸。
そんな、ある日。
施設の神棚から聞こえてきた、陸にしか聞こえない少女の泣き声。
気になった陸が神鏡を覗き込むと、そこには見知らぬ少女がいた。
「私、あきらめないわ」
自分の人生を懸命に生きようとする少女に、陸は初めて心を動かされる。
そして、別れ際――
彼女が何かを伝えようとした瞬間、陸は突然、引き戻されてしまった。
それから六年。
忘れられない、あの夏。
聞けなかった、最後の言葉。
もう一度、君に会いたい。
これは、ひと夏の出会いから始まった、
時を越える物語。
そんな、ある日。
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そして、別れ際――
彼女が何かを伝えようとした瞬間、陸は突然、引き戻されてしまった。
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もう一度、君に会いたい。
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