挫折した聖女は侍女へと転職し、貧乏領主の復興に尽力する《ガヴァルダ家 復興記》

聖女ユーナは、同僚たちの足の引っ張り合いに嫌気がさして教会を去った。

誰かのためになる仕事をしたい。
そう願う彼女が紹介されたのは、領主屋敷の侍女という仕事だった。

「これって、領主様のためになるだけなのではないかしら。
 もっと多くのひとのためになりたいのだけれど」

ふしぎに思いながらも働いていると、若き領主、クロード・ドゥ・ガヴァルダのことがわかってきた。
領民に慕われ、領民のために尽くす彼は、みずからの利益をまるで考えない。
屋敷が荒れ、ほかの貴族から貧乏領主と罵られようと、彼はまるで気にしなかった。

「このひとのために働くことが、人々のためになるんだわ」

ユーナは心に決めた。
クロードの優しさと、彼の領地を守り抜くことを。


※珍しく先の構想があるため長編としています。書き急がないよう気をつけているので展開は遅いと思いますが、お付き合いいただけますと嬉しいです。
※領主、序盤はショタぎみですが成長まで書くつもり。
※エログロは他で発散してここには持ち込まない予定。(あーでも巨乳設定入れちゃったか……)
※各キャラそれぞれの事情があるため、完全な悪人は登場しないかもしれません。ざまぁは期待しないでください。
※お気に入り、しおり、感想、すべて感謝しています。露骨にやる気に直結するのでぜひお願いします。
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