欠陥色の転生魔王 ~五百年後の世界で勇者を目指す~
世界最強の魔王として恐れられた――クリヴは、女勇者であるトーカによって敗北を喫した。クリヴはトーカを超えるために賢者の石の力を使い、〝本物の強さ〟を得られる身体と環境を望んだ。結果、クリヴは転生し、五百年後の世界に生まれ落ちたのである。しかし未来の世界は、かつて自分が生きていた世界とは概念が変わってしまっていた。その最たるものこそ、《魔色》といわれる魔力の色によるランク付けである。クリヴの《魔色》は黒。それは『欠陥色』と言われ、現代魔法を使うことができない最低ランクだった。しかしクリヴは、今は失われた古代魔法を扱い、現代魔法に真っ向からケンカを売ることに決める。そして立派な少年へと成長し、勇者を育成する機関である【ブレイヴクス学院】に通うことになった。魔王を極めた自分が勇者の力を得たら、トーカを超えられると考えてのことだった。ただ下宿先で出会った少女――ヒナテとの出会いが、クリヴの運命を変えることになる。
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